日本の地方都市の暮らしは、絶望があるだけではない。イギリスやフランスの地方の暮らしから予想する、将来の日本の地方の将来


こんにちは、中山です

私は旅行が好きで昔からいろいろな国にでかけています

海外でいろいろな暮らしを見ることがありますが、ヨーロッパの田舎の生活は、意外と日本人の持っているものとイメージが違っているのではと感じることがよくあります

今後、高齢化、人口減少、国際化での人材流出などで、日本の将来、特に地方都市の未来は明るくないというのが定説です

そういった日本の地方都市の将来は、ヨーロッパの田舎の暮らしと花真のものが多いのではと感じることがよくあります

ヨーロッパの田舎は、生活費は高く収入は少ない

イギリス、フランス、イタリアなどの田舎に私はなんどか長期的に滞在したことがあります

ロンドンやパリのように大都会と違い、ヨーロッパの田舎はとても人口が少なく、都市の規模も小さく、そして生活様式もシンプルなことが多いです

日本にいるとアジア的な都市のつくり、人口がひたすら多くて規模の大きい都市が当たり前に感じててしまいますが、このような人口が多い都市のというのは世界的にはアジアの特徴で、ヨーロッパでは小さな規模のものが当たり前になっています

そういった都市での暮らしは、平均所得も日本の地方都市よりも低いけれど生活コストは日本より高くなっています

月に日本円で20万円ほどの収入ですが、ちょっと外食すると2000円を越えてしまう、そして電車やバスの移動もちょっとした距離でも数百円はかかるという都市がヨーロッパではあちこちに存在します

ロンドンなどの大都市のおかげで通貨が強く、物価は高いまま、地方都市まで仕事が行き渡らずにきちんとした収入を得ることができない状況のため、このような収入と物価のバランスになっているのでしょう

ヨーロッパは、日本よりもはるか昔から先進国としての生活様式があり、急激な経済成長はずっとなく、低成長のままずっと安定しています

東京一極集中で地方の仕事がどんどんとなくなっていく日本の現在、近い内に同じような状況になる可能性も十分に考えられます

ヨーロッパの田舎では、質素に暮らすのが当たりまえ

そういったイギリス、フランス、イタリアなどの田舎では、生活コストがかかることは極力しないで質素に暮らすのが当然になっています

街にはレストランはありますが、外食をする人はそこまで多くありません

私にはイギリス人やフランス人の田舎に住む知人がいますが、彼らはほとんど外食をしません

いつもちょっとした自炊で食事をつくり、家で食べています。

会社に行くにもサンドウィッチのようなお弁当を持っていく人も多くいますし、簡単なバナナなどで済ませる人も多いです

週末の過ごし方も、友人とピクニックをしたりホームパーティーをしたり、あまりお金のかからない質素な暮らしをしています

家の中もシンプルです

現在の日本では、大型の掃除機があったり、テレビにDVDプレイヤーが会ったり、オーブンに電子レンジにボットに炊飯器に食器洗浄機があったりと家電にあふれるような暮らしをしていますが、欧州の田舎ではそういった家電の数は最低限のものが多く、その質も、日本のように高いものではなく、簡素につくられた安価なものを使ってることが多くあります

電子レンジが、本当にただ温める機能しかなかったり、ポットが電熱線がむき出しの簡単な作りのものだったりと、その家電の質は今の日本の家庭の一般的なものとはかなり差があります

家具も衣類もシンプルで、イケアやザラで買ってきたような、何年も使えないようなものを使い捨てる感覚で使っている人が多くいます

そのかわり、部屋に花を置いたりちょっとした絵を飾ったりして、そんな簡素な暮らしの中での楽しみを得るコツのようなものが、生活の中に根付いているように思います

休日も、散歩をしたり仲間でバーベキューをしたり、ホームパーティーをしたりサッカーのようなスポーツをしたり、そんなお金はかからない、楽しいことを探す知恵の蓄積が生まれていて特に悲惨な生活をしている様子はありません

衰退していく日本の今後の生活がどうなるのか、覚悟しておくと気持ちはだいぶ楽に

そういった暮らしを見ていて、私は正直そこまで苦しい暮らしだとは思いません

自炊が多く、そしてあまり家電のない簡素な暮らしというのも、今の日本では断捨離も流行りましたし、特に極端に不自由する暮らしではないように感じます

今後、日本の地方は衰退していき、生活の質が下がっていくのは間違いのないことでしょう

しかし、今の日本が急に途上国のような、衛生観念や安全面で疑問があるような生活環境に激変するということはないでしょう

こういった欧州の地方のように、簡素で、しかしちょっとした暮らしの中にお金のかからない楽しみがある暮らしが、今後は地方では当たり前になっていくのでしょう

家電製品などは年々と価格が下がっているから、もしかしたら地方でも不自由なく買うことが今後もできるのかもしれません

インターネットを通じて、お金のかからない娯楽の幅も広がっていくのかもしれません

多少の違いはあるでしょうが、こうした欧州の暮らしを日本の地方の未来とすると、今後の低成長の日本も、絶望しかないというような感覚ではなくなるのではないでしょうか

質素な生活の中で、いちばん大切なものは、人とのつながり

そういった欧州の田舎の質素な暮らしを見ていると、特に印象的なのが人とのつながりや助け合いの精神です

欧州というと個人主義で他人に冷たいと言う印象がある人も多いかもしれませんが、確かに都会ではそういった傾向はありますが、田舎では人と一緒に遊んだり、時間を過ごしている様子がいたるところで見られます

定期的に知り合いを呼んでホームパーティーをすることはよくありますし、仲間通しでクラブにいったり、バーでお酒を飲んだり、テレビゲームやボードゲームをしている様子はいたるところで見かけます

都会と違い田舎は人とのつながりが密になっていて、お金のかからない娯楽でも人と関わることで様々な楽しみを見出しているのです

娯楽だけでなく、ちょっとした食事のシェアをしたり、家事仕事を助け合うということもよくあります

私の友人は、知人が家賃が払えないから自宅にずっと泊めているということがよくありました

そういった、人とのつながりを強めることで、お金をかけずに楽しく暮らす知恵を、ヨーロッパの田舎の人は多く持っているように思います

まとめ: 日本の地方の生活は近い内に大きく変わるが、それは絶望ではない

海外の暮らしぶりを見ていても、日本の地方の暮らしが近い将来変わっていくことははっきりと自覚します

他の国で、先進国で地方都市でここまで豊かに暮らせていのは日本ぐらいですし、今後の人口の現象を見ていると地方が反映する要因は見つかりません

日本の地方都市というのは、高度成長期に得ることができた高いレベルの生活がいまだに運良く続いているだけで、この状況は決してきちんとした裏付けがあるものではないのです

近い将来、日本の地方都市の生活に変化は起こり、欧州の田舎のようなものになるのかもしれません

しかし、それは決して絶望を意味するのではなく、ただ都会的な暮らしとはっきりと変わる、というだけです

そこをきちんと受け止めれば、そういったライフスタイルが性に合っている、都会よりもそちらに住むたいという人もいるでしょう

ただなんとなく、地方は衰退する、地方には未来がない、といって地方から逃げるのではなく、地方都市の将来をきちんと予想して自分と合うかを判断することが大切です

ほいでは!


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