こんにちは、中山です
先日、docomoが提供するd支払いというサービスを使う際に、3Dセキュアを登録済みのクレジットカードでないと使えない、ということがありました
コード決済でいろいろとキャンペーンを行っているPaypayでも2019年の1月から3Dセキュアのカードに対応始めたようです
そんな3Dセキュア、オンライン決済をする際には聞くことが多い名前ではありますが、なんのためにあるのか、そしてあることでどのようなメリットが有るのかイマイチわかりにくいような気もします
こちらの記事では、その3Dセキュアについて解説します
目次
3Dセキュアとは、オンライン決済で有効な、セキュリティの仕組み。使うことで安全性が1段階上がります
3Dセキュアとは、非常に簡単にいうと、オンライン上での支払いの際に通常利用よりも1段階パスワードを設けることで、セキュリティを上げる仕組みのことです
オンライン決済では、対面でのカード支払いのようにサインを求められたりパスコードを入力することがありませんよね
そのため、セキュリティの面で安全性を高めるために設けられている仕組みです
3Dセキュアの名前は各社統一されていない
3Dセキュアの認知度があまりされていなのは、カード会社によってその仕組の名前が統一されていないことがあるように私は思います
- Mastercard: Mastercard Secure code
- Visa: Verified by VISA
- JCB:J/Secure
- AMEX: SafeKey
といった感じです
横文字が多く覚えにくいですが、すべて仕組みは3Dセキュアです。クレジットカード会社各社が導入手しています
要はオンライン決済の際にもう一段階パスコードを設定できるという仕組みです
カードの安全性は、利用状況によってさまざま。オンライ決済は、3Dセキュアを登録していないと危険かも
クレジットカードの安全性について、疑問を持つ人は多いのではないでしょうか
クレジットカードの番号、有効期限、そしてセキュリティコードはカードに直接印字されているので第三者が確認することは容易です
支払いの際に、ちょっとカードの番号や名義、有効期限とセキュリティコードを盗み見してしまえば、すぐにその情報をオンライン決済で入力して不正利用ができてしまいます
互角を招かないように記しておくと、カードのセキュリティはしっかりしており、使用状況はすべてチェックされていて不審な利用があればすぐに利用は止められるため不正利用が起こる可能性は大きくはありません。
しかし、そういった、第三者に分かる状態で決済できる情報がすべて公開されているというのはセキュリティ上、好ましい状況ではありません
3Dセキュアでパスコードを設定しておけば、そのパスコードは本人しか知ることができません
そのため、カードの盗み見などでカード番号などの情報が悪用されてしまったとしても、パスコードを知ることはできないので簡単に不正利用をすることができなくなるのです
また、実際に利用してみるとわかりますが3Dセキュアを入力する際には、通販モールや航空券サイトなどの決済サイトではなく、VisaやMasterなどのカード会社の画面に接続が飛びます

例えばJCBならこういった画面が出ます
そのため、その情報はモールなどの販売サイトには公開されず、セキュリティが保たれているのです
利用の際には、事前の登録が必要
3Dセキュアの利用には、事前の登録が必要です
大抵のカード会社の場合、オンラインのカード管理画面で設定ができるようです
例えば、楽天カードの場合はこちらから設定ができます

ここから、3Dセキュアに使いたいパスコードを設定するだけです
とても簡単です
まとめ:3Dセキュアは、今後もきっとあまり広がらない仕組み。ただ、安全のために設定はしておきましょう
多分、3Dセキュアを設定している人はそこまで多くないのではないでしょうか
上記したように、各社の名前が統一されていないため知名度の普及もとても低い上に、決済画面でカード会社の画面に飛ばされたりするため、めんどくさい、怪しい、よくわからない、という印象を利用者に印象づけるように感じます
Amazonなどの大手での採用も積極的ではない印象ですね
航空券の購入など、ごく稀に要求されることがあるので、なんだかよくわからない感が更に強まっているような気もします
ただ、上記しましたように、セキュリティ面で効果があることは間違いありません
パスコードを入力する、ということ自体は特に手間ではないので、設定しておいて損ではないのでしょうか
知っている人だけでも、設定をしておいても決して無駄にはならない仕組みかなとは思います
ほいでは!