橘玲氏の著作、オススメ5選


こんにちは、中山です

橘玲氏は経済本などを中心に小説など様々な書籍を出している作家で、私は出版されている書籍はすべて拝読しています

近年では、言ってはいけない、という本や中国関連の書籍が話題になりました

氏の、圧倒的な知識量、そしてそのクールな視点、さまざまな立場や思想を持つ人を想定した上でのこの世界を外側から眺めるような視野の広さをその著作から感じることができ、単純な知識を蓄えるハウトウ本ではなく、その思想書としてもとてもおもしろく読無事ができます

そういった氏の本の中で、私の個人的なおすすめを5冊紹介します

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方

橘氏が一躍有名になったのはこの本がきっかけです

この巨大な日本経済の中で、どのように生きることで効率よくお金を得ることができるか、どのような立場の人間が得をしているのか、われわれはどのように振る舞えばいいのかというのが、論理的かつ、かなり身も蓋もなく書かれています

氏の著作は、初期の頃は特に反論を恐れずにかなり尖った主張をしている印象を受けます

特にこの著作では身も蓋もないようなことばかりが多く書かれていて、読んでいて爽快でもあります

最終的な大まかな結論として、原題の日本社会でサラリーマンは一番そんな立ち回りだ、というようなことが書かれるのは悲しいことですが、それもこの社会の事実をごまかしなく書く氏のスタイルということで私は感銘を受けました

マネーロンダリング

こちらは小説です

橘氏は本格的な経済小説を数本書いていて、すべて面白いのですが、その中でも特に氏のエッセンスが詰まっているということでこちらのデビュー作をここでは紹介します

コンサルの主人公が香港を舞台としてさまざまなマネーゲームに関わるというような内容ですが、あくまで経済小説でありながら、基礎的なことからわかりやすい書き方もしているので知識のない人でも読みやすく、そしてお金を手に入れたあとの人生についての考え方なども描かれる内容の濃い小説です

蛇足として、橘氏はこういったシリアスな小説だけでなく、ちょっとくだけた小説としてこちらの小説を書いています

こちらは、ストーリー形式で経済問題や科学の不思議な話しを紹介する本で、物語というよりはある種の物語にそった教則本のような構成になっています

サクッと読めるのでおすすめです

日本人というリスク

大震災の後に人生について語るということ、という氏の本の文庫版です

氏の扱うテーマは経済、人生のリスクマネジメント、心理学などを含んだ最新科学など多岐に渡りますが、こちらの本は人生のリスクマネジメントに関するベスト盤のような内容です

東北の震災の直後に書き下ろされたこちらの本は、氏の人生におけるリスクに対する考え方が書かれています

他の著作と違い、被災者や日本国民に寄り添うような、親身になるような語り口で書かれていることからも、氏が東北の震災の日本への影響に心を痛めていることがわかります

言ってはいけない

少し前に話題になり、今年もっと言ってはいけないという第二弾が書かれた書籍です

日本人というリスクがリスクマネジメントに関するベスト盤なのであれば、こちらは心理学などを含んだ最新科学や論文からの引用のベスト盤と言えるかもしれません

倫理観は置いておいて、本当に身も蓋もない、ただ純粋にこの世の真実をデータや科学的な裏付けを元にして知ることができる興味深い本です

氏の、変な忖度などを一切せずに真実を身も蓋もなく語るというスタンスの作風の真骨頂とも言える本です

基本的に顔を出しておらず、文筆以外にこちらの名前で活動をしていない橘氏だからこそできる、敵をつくることを恐れない本とも言えるでしょう

臆病者のための株入門

氏の著作は、この世界で一番効率よく生きるには、リスクを取らずに生きるにはということが多く書かれていますが、それらの多くのことは現実的には実行が難しい場合が多いです(例えば、氏はさまざまな側面からサラリーマンとして働くことのリスクや税制面での不利を指摘していますが、かといって簡単にサラリーマンを辞めることができる人はそうはいません)

しかし、この本は株という誰にでもできることをとてもわかり易く、そして氏の思想も深く織り交ぜて書かれており、単純に株というものを理解する教則本としてではなく、株式会社やこの国の経済の成り立ちに対する考え方も学ぶことができる本です

少し前の書かれた本なので、当時話題だったライブドア事件のことなども詳しく書かれていて、私はこの本での解説が一番ライブドア事件の真相に近いのではと納得しました

臆病者のための、シリーズは他にも何冊か書かれています。リスクを取らずに何ができるのか、をコンセプトにしているので、一般人でも取り掛かり安いものがあるかもしれません

まとめ:知識として、思想として、氏の本から学ぶことは多い

経済ははっきりとした定義があるものではなく、そこから様々な切り取り方、そして社会に対する見識を広げることができる面白い分野です

橘氏の本は、特定の思想を押し付けるのではなく、あくまで客観的な意見を多く取り入れて読者の視野を拡げるようにつとめるような書き方をしています

氏の本を通じて日本経済、世界経済の読み取り方、認識の仕方が変わることもよくあり、とても有意義な読書体験を提供してくれる作家です

ほいでは!


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