日本でデモが起こらないのは、デモの魅力を知らないから


こんにちは、中山です

現在、タイのソンクランフェスティバルに参加しています

タイはここ数年正常不安定になっており、つい先月も選挙の結果でトラブルが有り、デモ活動が起こりました(と言っても、旅行者にはまったく問題なく、危険なことは全くありません)

数年前にも首相の退任に関してのデモが起こるなど、タイではデモが頻繁に起こることが有名ですが、その様子はお祭りに近く、日本人がイメージするようなデモは違っています

タイに限らず、私は過去にフランスやイギリスなどでもデモの様子を見たことがありますが、その様子は楽しい雰囲気に溢れており、日本人がイメージするよなものとは違っています

日本人はデモを起こさない傾向が強いと感じます

数年前の原発事故、震災のときなども、その不満はあるにもかかわらずデモを起こすなどの行動に出る人は少数でした

その特殊性は、日本のデモに対する認識から来ることが大きいでのはないでしょうか

デモは、本来楽しいもの

過去に海外で何箇所かのデモ会場を見てきた私の印象として、デモは楽しい、お祭りのようなイベントです

デモにはたくさんの人が集まり、そしてその人達に向けての出店も出ており、ちょっとしたファストフードも売られていたりします

大規模なものであれば道路が歩行者天国になっていて、そこを屋台やちょっとした出店が並ぶ光景はお祭りそのものです

そして、その会場ではいろいろな場所で音楽を奏でる人がいたり、ちょっとしたDJブースのようになっていて、屋台で買った食べ物を食べ歩きしながらその様子を見て回る、というのが私が見てきたデモの様子でした

確かに、日本のように、プラカードを持ち、主張を声高に張り上げて練り歩く様子もあります

しかし、そういった主張の強い集団というのはデモの中でもほんの一部で、お祭りのようにデモを楽しむというのが大多数の参加者の様子です

デモの目的は、人を集めること。楽しいほうが人は集まる

デモの最大の目的は、人を集めることです

いくら主張を強く叫んでも、少人数でプラカードを持っているだけではその言葉の力はそこまで大きくありません

民主主義は多数決で決まるため、人が多いほうがその意見の力は強くなります

意見や参加姿勢のばらつきなどよりも、人を集めることが一番効果的なのです

デモの雰囲気を楽しくし、お祭りのようにすると、確かに主張はブレることはあるかもしれません。

ただ冷やかしに来る人も多いでしょうし、遊んでいるだけの人も増えるでしょう

しかし、そういった参加者も含めてできるだけ多く人を集める。

そんなタイやヨーロッパのデモのスタイルのほうが、デモとしての言論の力は強くなるのです

東アジアのデモは、ちょっと怖い

私は、日本、韓国、香港でもデモ活動を過去にみたことがあります

そちらのデモ活動は、私が感じる限り感情的な力が強く、タイでみるものとはちょっと違っていて少し特殊な印象を持ちました

わたしたちがよく見ているデモの様子は、東アジアでは共通のものなのかもしれません

政治は、怖いものではない

私にはヨーロッパやアメリカ出身の友人が数人いますが、彼らがよく政治の話を話題にしていて驚くことがあります

ヨーロッパでは政治の話など決してタブーではなく、それを話題に冗談を言い合ったり、自分の考えを主張するのは特に変なことではありません

アメリカでも、その人の人種などにはよりますが政治の話は普通に話されています

ヨーロッパ人の友人によると、ドイツ人だけが政治の話題をあまりすることがなく、それはやはり過去の大戦の影響があるのではということを言っていました

もしかしたら、過去の大戦の影響というのは日本もあるのかもしれません

しかし、そういったことを加味しても、日本では政治の話はタブーに近いものがあり、積極的に発言する人は特殊な人と思われがちです

ヨーロッパやアメリカ出身者と比べると、すこし異様な状況です

政治はとくに怖いものではなく、一般的な話題の一つです

デモが一般化することで、その日本人の認識は少しずつヨーロッパスタイルに変わっていくのではと私は考えています

まとめ:デモのスタイルは一つではない

私は、特に日本のデモが間違っていて海外のスタイルが正しいと言いたくてこちらの記事を書いたわけではありませんが、日本人のデモの認識はちょっと偏っている印象を持っています

他国のスタイルを参考にすることで、デモをする幅を広げ、そして効率的に主張をすることができるのではないでしょうか

ほいでは!


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