不快なことと悪いことは違う。不快なことを認めてこそ自由な社会に


こんにちは、中山です

先日、破産者マップというサイトが非常に話題になりました

全国各地のは資産者の住所をグーグルマップ上に配置して誰でもアクセスできるととうシステムです

破産者の情報は官報に全て掲載されており、誰もがアクセスすることが可能です

サイトの運営者は、誰しもがアクセスできる情報をマップにまとめただけなので何も問題がないという主張ですが、批判が集まり最終的にはサイトは閉鎖されてしまいました

正しい、正しくないという論理を越えた部分で、この問題は起こってしまったものかと思います

Wikipedia:破産者マップ事件

悪いことと不快なことというのは違う

法律に違反している、してはいけないことをしている、という状態と不愉快なことをしているというのは違います

今回の件に関しては、私はこちらの運営者の主張が正しいと感じています

破産者の情報はオープンなものとしてすでに公開されてるのですから、こうしてわかりやすくまとめるというのは特に問題のないことなのです

法律的に違反しているわけではないから、悪いことではないと言えるでしょう

しかし、このサービスによって迷惑を受ける人がいることも事実です

官報という誰でもアクセスできるけれどそこまで検索しやすいわけではないものに掲載されている状態と、ネット上で検索可能になっている状態ではアクセス数の桁が違います

破産者は自分の情報はできれば知りたくないのでしょうから、こうして誰しもから簡単に調べられてしまっては困ります

官報のとっつきにくさが彼らの個人情報を守っていた側面があったのに、破産者マップはその壁を取り払ってしまったのです

そういった意味で、被害者を多く出してしまった破産者マップは非常に不愉快なサービスであると言えるでしょう

悪いことではないけれど不愉快なことなのです

この2つは大きく違うはずですが、こうして大衆からの一斉の批判を受けてしまうとほぼ同じ状態になってしまいます

悪いことは制裁を受けたり改善する必要があるのですが、こうして大衆から一斉の批判を受けてしまった不愉快なことは、同様に制裁を受けたり改善を余儀なくされてしまうのです

ずるいことと悪いことも違う

私はインターネット上で物販をして生計を立てています

ときに転売と言われてしまうこともあるのですが、(念の為、私は特定の商品を定価以上で売るような商売はしていません。)そういった転売が批判されてしまうのは、転売がずるいことだと思われているからでしょう

特定の商品を安く仕入れ、そして高く売れるのであれば売ってしまうのというのは商売の原則です

ときに値段を吊り上げるために買い占めをするというのは古来からされてきた商売の常套手段でしょう

しかし、そういったものが批判されてしまうのはずるいことと悪いことがほぼ同等の状態としてとられられてしまい、批判の対象とされてしまいます

こうした、大衆の前での倫理観というのはかなり枠が広くなっており、ちょっとでも不愉快なこと、ずるいことをしてしまうと批判の対象となってしまいます

不愉快なことの中にこそ自由が

先日、国連が調査した日本の幸福度が58位と大きく順位を下げたことが話題になりました

参考記事:日本の幸福度、過去最低の58位 「寛容さ」足引っ張る

他人に対する不寛容さが順位を下げてしまった要因と言われてます

こうした他人に対する不寛容さとは、不愉快なことへの耐性とほぼ同意義なのではないでしょうか

他人に対する不愉快さを受け入れてこそ、人は批判をされることなく自由に発言や行動をすることができるのです

不愉快なことの多い社会の中にこそ、自由は多くあると言えるのではないでしょうか

まとめ:不愉快なことを認めていこう

海外によく旅行に行く私から見ても、日本の社会は本当に秩序が保たれています

街にゴミが落ちていることはありませんし、治安も非常にいいです

街を歩いていて、変な人に話しかけられたり、路上で非常識な人を見ることもほぼありません(例えばアメリカでは、バスや路上で変な人に話しかけられたりすることは日常茶飯事です)

こうした社会は、日本が不愉快なこと、秩序を守らないことに対しての批判の精神を持ち続けていることへの結果でしょう

しかし、それと同時に自由な精神は失われてしまっています

日本では、他人に自由に話しかけたり、路上で非常識なことをする人もいないと同時に、そのことをする自由も失われてしまっているのです

不愉快なことは、決して悪いことではありません

他人の行動、意見を認めることで社会の寛容さが失われてしまってるのがいまの日本の窮屈さです

こういったことを認める習慣をもっと持つことで、日本はもうすこし自由な、人に寛容な社会へと変わっていくのではないでしょうか

ほいでは!


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