こんにちは中山です
私は普段自宅でフリーランスで仕事をしており、たまに海外旅行に出るという生活を繰り返しています
自宅では常にオンライン環境にあるのでインターネットですぐに知りたいことは知ることができますが、それでもやはり自宅で知ることのできる知識と、海外旅行で世界を見て得ることのできる知識では、質が違うことを強く感じます

目次
インターネットで知れることは、自分の世界の延長でしかない
必要な知識があるとき、グーグル検索をする人は多いかと思います
一見すると知識はインターネットを通じてすべて得ることができるように感じてしまいますが、自分が文章を打ち込んでグーグル検索をすくという行為自体、自分の知っている知的の延長でしか調べ物をすることができません
グーグルの検索窓に打ち込むことのできる文章はあくまで自分の知っている語彙の中でしか調べ物をすることができません
自分の全く知らない世界、自分の全く興味のないことに突然関わるということはグーグルの検索ではなかなか難しいのです
インターネット上では、意識的にも無意識的にも自分の興味のあることしか接することがありません
TwitterなどのSNSでフォローしている人は自身の知人か興味のある人が大多数でしょう
そこから派生してくる情報というのはかなり自身の好みに偏っていて、自分の外の世界からの情報というのはなかなか入ってきません
例えば、小学生がインターネットを使っていて、SNSやグーグル検索を通して自然と世界経済や政治問題などについての情報を得るというのはなかなか難しいでしょう
自分の世界の外枠が拡張していく、というのがインターネットを通じての情報最終のイメージです
近年、ネット上での情報は更に狭くなっていく
先日、Youtubeの動画のアップデートの規定が厳しくなったことが話題になりました
残酷な映像やアダルトな映像などは規制され、広告も表示されなくなりました
今後、youtubeでそういった、良い言い方をすれば攻めた内容の、悪い言い方をすれば倫理観の低い内容の動画というのは投稿される量がどんどんと減っていくでしょう
動画だけではありません
倫理観が低かったり、人を不快にするような内容の情報というのはブログでもウェブページでも広告がつきにくかったり検索で制限を受けたりして、どんどんと人の目につきにくくなっていきます
そういった流れはインターネットを安心して使うという意味ではとても良いことですが、インターネットはそれを通じて新しい世界を知ろうとしたり、自身を変えるような強い刺激を得られるようなものとしての役目はどんどんと弱くなっていっています
未知の世界と突然つながるのが旅
インターネットの世界と違い、自分の世界から遠く離れたところに急につながるのが旅です
先日も、私はインドに旅行に行っていました
その時インドではクンブ・メーラというヒンドゥー教のお祭りがあり、体を白く塗った全裸のサドゥーが道のいたるところに歩いていました
そういったヒンドゥー教のイベントを私は事前には全く知らず、実際に現地を訪れることでそのときに急にそのことを知ることができました
こういった、自分の興味のある世界、自分の知っている世界から一足飛びで全く違う世界につながるという情報との関わりは、旅をしているときならではです
このような情報とのつながりはネットでの検索と違い、全く自分の世界が思いもよらぬ方向に転がっていく面白さと、自分の思考や知識を越えて自分を成長させてくれる可能性があります

外部の世界は、自分の意志とは関係なく動いている
こうして遠くの世界と急につながるのが旅での情報のつながりかただと書きましたが、そこでいう旅とは家から遠く離れた場所に出かけることだけを指しているわけではありません
ちょっした外出でも、思いもよらぬ物事に遭遇することもあるしょう
普段見たことのない近所の人を見かけた、新しいお店かできていた、そんな些細なことでも良いのです
外部の世界は自分の意志とは関係なく動いていて、その存在に気づくことだけでそれは自分と外の世界をつなげてくれませす
気候が昨日より暖かくなっていた、美味しいものを食べた、そういったようなことでもそうです
目と耳だけでなく、五感全部を使って自分と外の世界との違いやその関係性に気づくことで、自分と外の世界が繋がっていくのです
こういった外の世界とつながることができる行為を、ここでは旅と表現してみました
まとめ:2つの情報の集め方を組み合わせることで成長していく
インターネット上での情報の集め方と、旅をして自分で感じることでの情報の集め方、それは似ているようで全く違っていて、得ることのできる情報の質も違います
その2つの情報の集め方を組み合わせることで自分をより成長させることができるのではないでしょうか
ホイでは!