こんなに便利なのに、なぜ親指シフトは定着しないのか


こんにちは、中山です

私は勝間和代さんが書籍で紹介していたのを見てから、PCでのタイピングの際、親指シフトという方式を使っています

通常の方はローマ字入力で打っている方が多い方と思いますが、親指シフトですとその約二倍の速度で打つことができる上に、まんべんなく指を使うことになるので特定の指が痛くなることもありません

こんな非常に便利な親指シフトですが、実際にこちらの方式でキーボードを打っている人は全体の一割以下なのではないでしょうか

そういった親指シフトの素晴らしさと、そしてどうやって定着させるのかを考えてみました

関連記事:私のMackBookでの親指シフトの環境の紹介

親指シフトとは

親指シフトとは、富士通が考案した日本語入力に特化したキー配列の方式です

日本語のかな入力に最適化された方式のため、日本語を打つ際には非常に便利です

Wikipedia:親指シフト

親指シフトはメリットしかない

私は親指シフトでのキーボードのタイピングをしてもう8年近く経ちますが、良いことばかりで全く不満がありません

タイピング速度が二倍近くに上がる上に、指も疲れにくいです

そして、専用のキーボードもありますが、そちらがなくても問題なく利用できます

私は、通常のマックブックのキーボードで親指シフト入力をしています

ローマ字変換という余計な思考を使わずにタイプできる上に、ほぼ会話をする速度で文字を打つことができるので、頭の疲れも少なくなっているように感じます

また、現在のキーボードのアルファベットの配置は、タイプライターの自体は文字順に並んでいたけれど、それだとあまり速度を早く打つとタイプライターの文字盤自体がその速度に耐えきれずに絡まってしまうので、わざと速度を落とすために打ちにくいような配列にされたという歴史もあります

そういった歴史背景のあるローマ字入力と、日本語入力に最適化された親指シフトでは後者のほうが使いやすいというのは必然なのかなと感じます

全く定着していない親指シフト

こういった便利な親指シフトですが、驚くほどに定着をしていません

ここまで便利なものなのに、全く定着していないのはもったいないことの思いますし、そして不思議です

タイピングというのは、現代社会では大多数の人が日常的にしている作業です

日常的に行われる作業でここまで効率化がされていないのは、なにか具体的な理由があるのか気になるところです

効率化よりも長年の習慣に依存する

親指シフトが広まらない最大の理由は、タイピングという作業があまりにも一般化しすぎてしまったということなのではでしょうか

近年では学校でタイピングを教えることもありますし、大学生にもなればできることが当然として扱われます

昔からローマ字入力が一般的だったため、その方式でタイピングを教え、そしてその方式でパソコンを使っていくということはあたりまえとなってしまっています

こうなってしまうと、効率化動向というより、文化やライフスタイルとしてローマ字入力は日本社会に定着してしまっています

親指シフトは1979年に考案された方式です

それ以前のワープロから一般的だったローマ字入力は歴史が長く、その後にてできた親指シフトは完全に定着してしまったローマ字入力に対して非常に最近の文化です

どんなに効率の良いものでも、このように一度、当たり前の方式として定着してしまったものを覆すのはなかなか難しいということでしょうか

そして、このタイピングという方法自体は今後も大きく変わることはないでしょう

音声入力という方式はありますが、手を使って文字を打つ作業をする際には、こうしてキーボードに向かってタイプをするという方式は今後もしばらくの間はこのままのスタイルとして残り続けます

そうなると、一度定着してしまった、多少の効率の悪いローマ字入力は、こんごも入れ替わることなく定着し続けていく可能性が高そうです 

ちょっと試すということもできない

親指シフトの便利さは、それをきちんと習得してからでないとわかりません

習得をするには親指シフトでの練習を、短くても3日ほどはする必要があるでしょう

ちょっと試しただけではその良さがわからないというのも、なかなか定着しない理由の一つかと思います

周りに利用者がほぼいない

利用者が現在の所、非常に少ないというのも定着を阻害している原因の一つです

一定数の利用者がいるのであれば試してみようという人も現れるでしょうが、個々まで少ないとちょっと怪しいものの一つとしてとらわれることも多いのではないでしょうか

ゼロをイチにするというのは、なにかきっかけがないと難しそうです

まとめ:このまま定着しないのはもったいない

このまま、親指シフトが定着せず、限りなく少ない利用者しかいないままなのは、文章を打つ効率面で考えると非常にもったいないことです

また、親指シフトの対応している入力ソフトは非常にすくなく、もしかしたらその内に完全になくなってしまうかもしれません

文章の速度が上がるということだけで、日本全体で考えたら生産性はかなり上がることでしょう

こういった、完全に定着してしまった習慣を完全に覆す方法というのはなかなか大変ですが、せめてこの記事を読んだ方は、少しでも親指シフトに興味をもってくれると嬉しいです

少しずつでも興味を持つ人を増やしていき、せめてこの方式がかんぜんになくなってしまうことがないことが私の願いです

ほいでは!


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