自営業とは、信用してもらうこと


こんにちは、中山です

私は自営業をはじめて数年が経ちますが、その生活は会社務めをしていた頃と大きく変わりました

スケジュール管理や責任など会社員と自営業では全く違いますが、特に何よりも大きく変化したのは自分に対する他人からの信用です

自営業は信用されない

一番始めに私がそのことを実感したのは、クレジットカードの審査です

会社員時代であればまさか自分がカードの審査に落ちるなどということは考えもしませんでしたが、自営業になってからはカードの審査に落ちたことが何度かあります

特に審査が厳しいわけでもないカードに落ちるというのはなかなかショックです

(今後会社をやめて自営業になろうという方は、会社を辞める前にクレジットカードを数枚つくっておくことをおすすめします)

確かに、会社員と違い、収入のはっきりとしたあてもなく、なにをしているのかもよくわからないような自分に数十万円のローンを組むのと同じような意味合いがあるカードが簡単にできるわけがありません

この社会に一人で生きる自分には他社からの信用はなにもない、そう実瞬間でした

こういった信用のなさは、カードの審査だけでなく、日常生活のあらゆる場面で現れます

自己紹介をするときに、自営業だというと怪訝な目で見られることもしばしばです

組織に属していない人間のつらいところです

信用がないと商売ができない

私はネット上での物販をしています。

商品を外注したり、海外で仕入れたものを販売していたこともありますが、基本的にそういった商品は売れません。

そういったものと比べると、ネット上では規制のブランド物が絶対的に売れます

確かに、ネット上という実際に商品を手にとって確認できない場面で、海のものとも山のものともつかないような商品を買うというのはなかなか勇気がいることでしょう

ブランド物であれば、その商品の品質は多少は保証されているので安心です

商品のブランドというものがない限り、私自身から商品が売れるということは基本ないのです

疑われることもしばしば

ネット上での取引ということで、これは本物ですか?という質問もたまにきます。

偽物の販売はもちろん違法ですし、そういったことを聞くのはかなり失礼なことかと思いますが、信用がない以上、そういった質問が来てしまっても仕方がないのです

評価欄がある程度貯まると、ようやく商売ができる

例えばヤフオクでは、取引のたびに評価をつけることができ、その数は自身の評価欄のページから確認できます

私はヤフオクでも取引をしていますが、こちらの評価が1000を超えたあたりからようやく商売が順調になるようになってきました

評価が1000を超えることで、ヤフオクではようやく安心して取引をすることのできる出品者として認められたわけです

アマゾンでも同様で、評価のない時期はほとんど商品は売れず、ようやく商売が軌道に乗ってきたのはある程度の評価が溜まってからでした

信用を示せる場面と示せない場面がある

こういったヤフオクやアマゾンというのは、自分の信用を評価として見せることができるため、自営業者にとっては非常にありがたい場所です

私のような一人でやっている身としては、例えば対面で出会った相手に対して、自分がどういうものなのか、そしてどうやって自分が信用できる相手に証明するのはなかなか困難です

単純な口約束で大きな仕事が入るなんてことはまずありえませんし、いくら自分の能力が生かせる場があったとしても、まず自分を信用してもらえないとまともに相手にすらしてもらえません

自営業にとって信用とは死活問題で、そしてそれを証明するのは非常に難しいのです

個人のビジネスはやりやすくなったが、管理もされやすくなった

そういった信用が可視化しやすくなったおかげで、個人のビジネスはとてもやりやすくなりました

近年のテクノロジーの進化で人とのやり取りは日々簡素化されており、最近では他人と全く顔を合わさなくても商売は成り立ちます

私もその一人です。ほぼ毎日、誰とも顔を合わせずに仕事をしています

逆に、そういった場がない場所でのビジネスは効率が悪く、こちらもなかなか手が出なくなっています

例えば、私が自分のHPを立ち上げて独自に商売をしていても、それが起動に乗るのは難しいでしょう

個人事業主にとって、ビジネスをするということは、自分のネット上のサービスにて信用をつくり、そしてそれをアピールすることとほとんど同意義になりつつあります

そしてそれは、個人の信用がそういったサービスを提供するウェブサービスに管理されているということでもあります

もし、仮にヤフオク上での評価のシステムが変わり、私に悪い評価が着くようになってしまったら、それだけで私の商売は思い通りにはいかなくなります

そういった評価システムのなかで生きるというのは、ある意味で非常に不自由なことなのです

信用を見せることができる場が広がってきた

ヤフオクやアマゾンの評価システムを紹介しましたが、他にも自分の信用を示すことができる場は増えてきています

わかりやすいのが自分の名前とグーグルです

自分の名前を検索すると、自分個人を特定するような情報がいくつかネット上で発見できるという人も多いのではないでしょうか

自分が学生時代にやっていたことや職歴などが、名前を検索すると見つかります

逆に、過去になにか変なことをしてしまった場合は、そういった記録が今後もずっと残り続けてしまいます

グーグルに名前が残るということは、それだけで自分が過去にしたことを示す信用になっているのです

グーグルだけではありません。

ツイッターでは、過去に自分がツイートした内容に応じてフォロワーがついています

単純にそのフォロワーの数を知るだけでも、その人が過去にツイートしてきた内容が信用に値するものなのかどうかの指標になるのです

ネット上のアカウントを使うことで、自分の信用を数値化して他人に見せることが用意になってきています

そういった数値化だけでなく、少し前に流行ったブロックチェーンのテクノロジーもそうです

ブロックチェーンの技術により、過去の取引を全てオープンにすることができるので、取引上での嘘をつくことができなくなっています

こういった、信用をきちんと可視化する仕組みは、今後も増えていくでしょう

名前を信用化することが一番大切

グーグルやツイッターが、他の評価を可視化するサイトと違うのは、それが自分の名前やそれに準ずるアカウント名と直結していることです

自分の名前というのは簡単に変えることができませんし、グーグルなどがコントロールすることもできません

自分自身の名前が看板となり、それに信用が紐づけできるようになっているのです。

こういった信用の築き方は、誰にもコントロールされず、そして自身の信用を積み重ねることができるような仕組みになっています

こういった仕組みでの信用は、今後さらに一般的になっていき、そして組織に属さない生き方も更にやりやすくなっていくでしょう

ある意味で堅苦しく、ある意味で何にも属さない自由な世界

名前と信用が紐づけされることで、そういった不具合がなくなっていくことは喜ばしいことです

これはある意味、全ての人の名前が看板になるようなものです

個人が名前をネット上に公開し、そしてその名前が看板となり、自身の信用を示す。ある意味で、名前を知る全ての人から監視されているような堅苦しさがありますが、逆に個人の存在が強まった、個人として暮らしやすい世界になるのではないでしょうか

将来、こういった名前での信用が一般化することで、組織に属す意味はなくなり、個人の暮らしはより自由になっていくのではないでしょうか

まとめ

自営業になると、様々な場面で不具合が生まれます。そういった不自由の突破口になるものが、近年は開きつつあるように感じます

今後の世界の変化が楽しみです

ほいでは!


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