こんにちは、中山です
私は低予算での旅行を良くしているということもあり、海外のホステルやゲストハウスによく宿泊しています
ホステルやゲストハウスというときちんとサービスをしてくれない、安全面に問題があるのでは、と不安に思う方がいるようです
確かに、通常のホテルと違う点もありますが、慣れてしまえば特に不便もなく、そしてなによりもその低価格が魅力です

目次
ホステル、ホテル、ゲストハウスなどの違いとは
ホステル、ゲストハウス、そしてホテルの違いについては、日本では旅館業法で簡易宿所営業とされているのかホステルとゲストハウス、そしてホテル営業とされているのがホテルという事になっているようです
ホテル営業と簡易宿所営業では、部屋の広さ、アメニティの管理、レセプションの営業時間等の違いが細かくあります。
ホステルとゲストハウスの明確な違いというのは、ライセンスの審査によるため、明確な違いはないようです
また、海外ではそういったルールも日本国内のものと変わってきますため、違いを細かく定義するのは難しいです
ホテル予約サイトなどでも、そういったジャンルの違いは曖昧になっている部分があります
大まかな印象として、レセプションに常にスタッフがおり、アメニティなどのサービスがきちんとしている個室に宿泊できる施設をホテルといい、ベッドだけの簡素な部屋、もしくはドミトリールームなどを提供しているものをホステルやゲストハウスと呼ばれています
こちらの記事でもそういった定義でホステルやゲストハウスについて書いています。
また、ホステルとゲストハウスの違いは曖昧なので、以下は簡易宿施設については全てホステルと書くことにします
いちばん大切なのは、レビューをチェックすること
ホステルはホテルと違い、宿による当たり外れが非常に大きいです
汚い部屋だったり、スタッフの対応が悪かったりというトラブルは、正直通常のホテルとは比較にならない頻度であります
以前はそういったホステルを避けるためにはガイドブックの記述を呼んだり、人からの噂を頼りにするしかありませんでしたが、ここ近年ではオンライン予約サイトのおかげでそういった状況は大きく改善しました
Booking.com


レビューが6台であれば、もしかしたらなにか問題があるかもしれないのでレビューを注意深く読んでみましょう。水回りが汚い、wifiが遅い、などの問題点があるかもしれません。
やすいホステルはそれなりに問題があることもあるので、レビューを見て許容できる範囲であればそういったホステルに泊まってみてもいいかもしれません
6以下のレビューのホステルは、サービスの改善をする気がない可能性が高いので私は滞在をするのはオススメしません。
また、その都市での最安のホステルのというのは低価格であることのみを売りにしており、サービスが粗悪になりがちです。ほんの数百円払うだけで、かなり環境の良いホステルを見つけることが多いです
長期の旅行などでは節約のために最安値だけに泊まるという人もいますが、最安ではなく、そのワンランク上のホステルを探してみることをおすすめします
ホステルでのチェックインまでの手順は、特に難しいことはありません
ホステルに泊まるというと、チェックインまでがスムーズにできるのかが不安に思う方も多いようです
予約サイトなどで電話番号と名前を書いておけば、そちらをチェックイン時に伝えるだけですぐに部屋まで案内してくれます
海外ではチェックイン時にパスポートの提示をもとめられることも多いので、すぐに取り出せるようにしておきましょう
注意点として、ホステルの場合は24時間レセプションではなく、スタッフが在中していないということもあります
予約時にチェックイン時間を確認しておき、そちらの時間に伺うようにしましょう。
また、こちらは本当に宿によるとしか言えませんが、ホステルの場合、アーリーチェックインに柔軟に対応してくれる場合がよくあります
午後からのチェックインであっても、部屋が空いている場合は到着時にすぐに案内してくれたり、シャワーなどを使わせてくれるということがよくあります
そういった、ホテルではない、いい意味でのルーズな対応が、ホステルに泊まるメリットでもあります
場所がわかりにくい事があるので注意
ホステルの場合、ホテルのような大きな建物ではなく、数部屋しかない小規模でやっていたり、奥まった路地で営業していることもあるので、場所がわかりにくいということがよくあります
周囲の人に聞いてもわからなかったりすることも多いので、場所に関しては事前にきちんと確認をしておいたほうがいいでしょう
場所に関しては、オンラインで予約をする際に地図に表記されているので、そちらをチェックしておけば間違いはありません
また、電話番号もチェックしておき、迷った際は電話をして迎えに来てもらうのもいい方法でしょう
ホステルによっては、追加料金にて空港への送迎をしてくれる場合もあります。
空港への送迎は、予約時に確認してみましょう
やり取りに英語が求められることもあり。しかし、ブロークンイングリッシュで大丈夫
ホステルの場合、ホテルよりも細かいところで良くも悪くも柔軟な対応になることが多いので、海外の場合はその都度英語での対応が求められます
そういった際に、英語力に自信がないと不安になりますが、ホステルのスタッフはそういった英語が得意でない顧客に対する対応にもなれているので簡単な英語で特に問題はありません
伝えよう、とすればスタッフは言おうとすることをわかろうと努力してくれるはずです
どうしても英語が苦手という人は、グーグルトランスレーターを使って遣り取りをするという事もできます
基本、食事はついていません
ホテルと違い、ホステルは食事はついておらず、併設のレストランなどもありません
そのため、食事は近隣のレストランなどで済ませる必要があります
宿のスタッフに聞いてみれば、良いレストランなどは教えてくれるので心配は要りません
個人的には、せっかく旅行に来ているのだから、ホテルの食事ではなくローカルな食事を自分で選ぶことができるホステルのスタイルのほうが気に入っています

アメニティも、基本はありません
着替えや歯ブラシなどのアメニティも基本はないと考えておいたほうがいいでしょう
タオルがない場合もあるので、準備しておいたほうがいいです
水がない場合もあるので、ない場合は宿の近くで買っておきましょう。
デポジットが必要な場合もあり
ホステルによっては、鍵の紛失や部屋の備品の破損に備えてデポジットを求められる場合があります
そういったときに備えて、多少の現金は予備に持っていたほうがいいです
デポジットは数千円程度の現金の場合が多いですが、インドやベトナムではパスポートを担保として預けるということもあります
こういった、ホステルにデポジットとしてパスポートを預けるのは、安全面からしてオススメはしません。
こちら、チェックイン時にそういったデポジットを求められた場合、パスポートではない他の方法を交渉するようにしましょう
例えば、私の場合は運転免許証を携帯しており、そちらをパスポートの代わりにデポジットとして預けるようにしています
運転免許証も預けたくはありませんが、パスポートを預けて万一紛失されてしまうよりはリスクが少ないという判断です
もしくは、多少のまとまった額でパスポートの代わりになるという場合もあります。そちらは要交渉です
紛失盗難は自己責任。施錠を間違いなくしましょう
ホステルの宿泊で注意しないといけないのが、盗難等の他の宿泊者とのトラブルです
特に、ドミトリーなどの複数の宿泊者が同じスペースにいる場合、盗難等のトラブルには十分に気をつけましょう
私も、過去に盗難にあったことはあります。
自分だけは大丈夫と思わずに、荷物の施錠は間違いなくしておきましょう
ロッカーがある場合もありますが、自分の荷物単独でもきちんとロックが掛けられるようなものを用意しておきましょう
荷物の施錠は、ワイヤーロックがあると便利です
ちなみに、こういったワイヤーロックはホステルの扉のロックとしても使えます
他の旅行者とのコミュニケーションが醍醐味。ただし、時としてそれが面倒にも
ホステルでの一番の楽しみといえば他の両者との交流です
どういった旅行者がいるのか、そしてどういった交流をすることができるのかは本当にその時次第ですが、共同スペースがあったり、ドミトリーで宿泊をしている場合は様々な交流が生まれることが多いです
仲良くなった旅行者と一緒に食事をしたり、長く語らったり、ちょっと一緒に行動したりなどということは旅行中の忘れられない思い出になります
ただ、共同での空間を共有しているとトラブルもどうしても起こりがちです
部屋を散らかさない、大きな音をたてない、就寝時間を守る、などという常識は守るように心がけましょう
また、逆にそういった常識を守れない旅行者も多くいることがあるのは事実です
日本では常識であっても、海外では全く違う価値観の人が多くいます
ドミトリーで寝ていたら真夜中に電気をつけられたり、音楽をかけられたり、悪臭がしたり、ものすごく馴れ馴れしく接してきたり。
そういった濃密な交流が時としてホステルでは起こるということは心しておいたほうがいいでしょう
特に、ドミトリーでは睡眠を妨害されないように耳栓とアイマスクはあると非常に重宝します
まとめ、ホステルは濃密な体験をさせてくれます
ホステルでの滞在は、通常のホテルとは違う濃密な体験と時としてさせてくれます
私はつい先日も、年末に泊まっていたのが家族経営のホステルで、ちょうど年末のパーティをしていたのでおじゃまさせてもらってきました
ホテルのように、ただチェックインをして部屋で眠って食事をして観光をするというシンプルな旅行とは違う、その土地に根ざしたような交流をすることもできるホステルでの滞在は私にとっては非常に居心地のいいものです
ほいでは!