日本でベジタリアン文化が一般化することでのメリット、デメリット


こんにちは、中山です

私は過去にベジタリアンだったこともあり、各国のベジタリアン文化や将来について注目しています

関連記事:三年間続けてきたベジタリアンの生活をやめることにしました

日本では現在はベジタリアンという食文化は一般的でなく、今後市民権を得るのか、それとも根付くことはないのかは私にははっきりとはわかりません

ただ、他国の文化がどんどんと入ってくる時代となり、ベジタリアン文化に対する向き合い方も、過渡期に一つになっているとは感じています

今後、こちらがもし日本でライフスタイルの一つとして一般的に受け入れられるようになったら、日本社会はどうなるのか、私なりの考えをまとめてみました

メリット

ビジネスチャンスが増える

ヨーロッパやアメリカではベジタリアンはある程度の市民権を得ています。

インドでは非常に一般的な文化ですし、中国文化圏でも黄色い字で齋とかかれたレストランはベジタリアンに対応しています

アジア圏では、新年や先祖に関わる日にはベジタリアンの食事をするという 文化の人たちもいます

そういったライフスタイルを持っている人は、もちろん食事はベジタリアンに対応したレストランでしかしないのでその経済圏で食費を使っています

そういった人がお金を使うために、新たなサービスやメニュー等が開発さればそれはビジネスチャンスに変わっていくでしょう

また、きちんとしたベジタリアンに対応したレストランがない場所には行かない、という人もいます

そのため、ベジタリアン文化圏ではない国でも、そういった人に向けてベジタリアン対応したレストランを営業している観光地はよくあります

日本でもベジタリアン対応したレストランが一般化すれば、ベジタリアンも安心して日本を訪れるようになり、観光客は更に増えるでしょう

欧米のベジタリアンは、比較的裕福な人が思想を持ってやっている場合が多い傾向にあります

そういった人が日本にやってきてくれるのは、ビジネス面でもメリットでしょう

多様な料理が増えていく

菜食という制限がつくことで、その中での料理のバリエーションは増えていくでしょう

例えばインドでは、ベジタリアンメニューが多くあり、そういった食事は肉が入っている食事と遜色なく美味しいものばかりです

インドはベジタリアンの歴史が長いため、ベジタリアンメニューも昔から試行錯誤が続けられており、その結果が現在の美味しい食事なのではないでしょうか 。

ベジタリアン料理は味が物足りないと言う人も多いですが、インドの例を見てみると、試行錯誤できちんとした味になる可能性は十分あると思います

食料の生産量は効率化される

カロリー、質量ともに、食料を生産するには植物での生産のほうが家畜として肉を生産するよりも効率が良くなります

ベジタリアン文化が根付き、肉食の人が少しでも減れば食料の生産は効率化されるでしょう

食事の安全面、健康面に対する意識が高まる

ベジタリアンの一定数は、健康のため、そして安全のためにその食事スタイルを選んでいます(私のその中のひとりでした)

そういった人が社会の中で増えることで、日本社会に流通する食品への意識も更に高まるでしょう

ベジタリアンは栄養学的に不健康である、という意見も聞きますが、きちんとした知識を持ってタンパク質などを摂取していれば問題はないという意見もあります。

そういった議論を繰り返していくことによって、ベジタリアンだけでなく一般の人にも栄養学に触れる機会が増え、健康面への意識も高まっていくでしょう

世界の多様な食事文化を受け入れるきっかけになる

ベジタリアンだけでなく、食事に制限がある人というのは世界にたくさんいます

イスラム教徒はハラル食品しか基本食べませんし、ユダヤ教徒はコーシャ料理を食べるのが基本です

そういった食べ物のタブーは日本ではあまり浸透しておらず、そういったタブーはただのめんどくさいものだという認識の人が多いのではないでしょうか

個人的に、ハラル食品を扱うスーパーは日本の大都市以外にほとんど見たことがありませんし、コーシャの文化は日本ではほぼ認知されていないのではないでしょうか

現在のような、人々の交流がどんどんと盛んになっていく時代において、こちらのような食文化を完全に無視し続けているというのは時代の流れに逆行する行為です

こういった制限のある食文化への理解として、一番とっかかりやすいのがベジタリアンであり、こちらがフックになって多文化へ理解を示すきっかけになるのではないでしょうか

動物愛護の意識が高まる

ベジタリアンの基本思想として、動物愛護から来る人も多くいます

こういった思想が根付くことで、日本での動物愛護精神もさらに高まっていくでしょう

現在でも、保健所でのペットの殺処分や家畜の飼育方法での問題は日本にはあります

もちろん、ベジタリアンになったからと言って全てが解決するわけではないですが、少しでも改善するきっかけになっていくでしょう

デメリット

文化の対立が起こる

ベジタリアンというのは、一般的な人間の肉食の文化に対するアンチテーゼのような思想がほったんです

そのため、本来の肉食の文化と対立することもあるでしょう

お互いに干渉しないで共存というのが理想でしょうが、やはり多様な考え方がいる世の中では、激しい対立が起こる可能性があるのは仕方ないことかと思います

食事の品質確認のキリが無くなる

ベジタリアン向けの食事ということで、例えば食材に一切肉を使っていないというマークを記すということから始まり、そういった安全確認、思想確認などの品質確認はキリが無くなってしまうというのもあるでしょう

とある宗教では、空中にいる虫の殺生を避けるために常に口にマスクをしているという人たちもいます。

仮にそういったレベルの不殺生を食品の品質管理に求めるようになってしまっていたら、どこまで確認をすればいいのかキリが無くなってしまうというのもあるでしょう

ベジタリアンは人によって魚は食べる、卵は食べるなど信条が違うので、明確な共通ルールを作りにくいことも難点です

コストがかかる

品質管理と似たような意味ではありますが、ベジタリアンに対応しているのかしていないのかなどをすべてチェックしていたら、もちろんそれに応じてコストは掛かります

そういったコストは、ベジタリアンでない人にとっては非常に無駄なコストで、支払う納得ができないという人も多いでしょう

そういったコストをいちいち気にしていたら、飲食店を敬遠する際にリスクにはなるでしょう

食事教育に関するコストが増える。もしくは不健康な人が増える

ベジタリアンの人は、意識してタンパク質をとらないと栄養不足になりがちになり、不健康です

そういった、栄養学をきちんと理解していない人がベジタリアンになるのは好ましくないので、栄養学などの知識を一般的に普及させる必要があります

そういった知識を得ることができない場合は、不健康な食生活になってしまうこともあるでしょう

栄養に対する意識が高まるいうメリットと表裏一体ではありますが、そういったコストをわざわざ掛けなくてはならなくなるのはデメリットです

まとめ

デメリットもメリットもあることではあると思いますが、私個人的には、こうしてグローバル化が進む世界の中で、例えば欧米で主流になった分煙文化が日本でも当たり前になったように、日本はいずれベジタリアン文化が浸透していくのではと予想しています

そういった変化しつつある世界の中で、どう自分の生活に影響してくるのかを考えるのは大切なのではと思います

ほいでは!


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