インドでの非暴力は、かなり柔軟に対応しています


こんにちは、中山です

ただ今インドを旅行しています

これでインドを旅行するのは5回目ですが、回数を重ねてくると現地での住民通しのトラブルにもよく遭遇します

インドは基本的に非暴力の国ですが、トラブルによっては柔軟に対応しているようです

インドでは、口喧嘩は日常茶飯事

インドを旅行していると、路上でインド人通しが喧嘩をしているのをよく見かけます

といっても、非暴力の国なので基本的には口喧嘩です

また、金持ち喧嘩せずということなのか、インドで喧嘩をしているのは大抵が路上の物売りなどの貧困層です

ヒンドゥー語で話していることが多いので喧嘩の理由はよくわからないことが多いのですが、南インドではインド人通しで英語で喧嘩している場合もよくみかけるので、そのときにはどういった内容の喧嘩なのか盗み聞きもできてしまいます笑

喧嘩の理由は状況によって様々ですが、非暴力が前提となっているのか、両者ともなかなか汚い言葉で罵っていたりすることがよくあります

感情的になり、喧嘩の本筋とは関係のない、ただ相手を罵倒するだけの言葉を言っているだけのような場合もあります

この様子は、なんとなく私にはネット上での匿名での罵り合いに近いものを感じます。

どんなことも言っても相手から暴力を振るわれないとわかっていると、人間はかなり口汚くなってしまうものなのかもしれません

もし暴力に発展したら、周囲が必ず止める

そういった喧嘩の際に、感情が高まりすぎて手が出てしまうという状況もよく存在します

しかし、そういった場合はすぐに周囲の人間が止めます

日本だったら、殴り合いの喧嘩があっても周囲の人間は見ているだけということもよくあるかもしれませんが、インドはその点は違っていて、暴力行為は周囲が必ずすぐに止めて喧嘩している通しを引き離してくれます

喧嘩をしているとすぐに周囲に人が集まってきて、その様子を見学しているのも、暴力の抑止につながっているようです

暴力に発展するには、きちんとした理由がある

先日、道端で珍しくインド人通しでの暴力沙汰の喧嘩を見ました

周囲も止める様子がなく、一方のインド人がもう一方を椅子などを使って殴りつけています

殴られたインド人はその場でうずくまり、頭を抱えて崩れ落ちています

周囲が止める様子はありませんでしたが、その理由を聞いてみるとその殴られているインド人は盗みをしていた犯人ようで、殴っているのはその被害者のようでした

ほかにも、女性に対する性犯罪などで、その制裁としてインドでは暴力が正当化されることがあるようです

こういった、インドで暴力が正当化されるのは、相手が必ず悪いとはっきりとしている場合がほとんどです

様子を見ていると、まずは二人が口喧嘩を始め、そして周囲に相手がいかに悪いのかをアピールします

そして、周囲も完全に同意をして止める様子がないようであればそのまま制裁としての暴力に発展していきます

暴力も、時として正当化される

非暴力と言っても、完全にそのルールに縛られているわけではないようです

  • 暴力に発展するまで、お互いの意見を言い合って時間をかける
  • 周囲に人がいて、自分以外の人も暴力の正当性を認めている

そのプロセスを取ることで、インドでは暴力による制裁が正当化される場合があります

いきなり相手に殴りかかるというのはまずありませんし、仮にあったとしても周囲が止めておしまいです

まとめ

日本でも、体罰の是非が議論とされる場合がありますが、こういった時間をかけ、周囲の意見を聞くというプロセスを踏むということを考えることで、また議論の内容は変わってくるのではないでしょうか

注意点として、インドの非暴力はあくまで文化であって、100パーセントそのルールが守られているわけではありません。

旅行者の私達も、非暴力の国だからといってあまりにも油断しすぎるのは禁物であることは十分に承知して、きちんと旅行の安全管理をしたほうがいいです


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