結婚式の文化を少しづつ変えていくにはどうするか


こんにちは、中山です

私事ですが、近年は年令とともに結婚式に縁が多くあります
もちろん、私を式に呼んでくれたことは非常に嬉しいですし、招待してくれた相手のことは心から祝ってきました

しかし、やはり、日本の結婚式はどうもお金がかかり過ぎにように感じます

いまのようなスタイルの結婚式はバブルの時期に完成しました。
あの頃から経済的な事情も、人との繋がり方も大きく変わってきました
そろそろ、結婚式のスタイルを大きく変える時期ではないのでしょうか

他国に比べても、日本の結婚式の存在意義はそこまで重くない

私もそこまで海外の結婚式を見た経験はありませんが、中国やインドを中心としたアジア圏は結婚式に非常に大きなお金をかけ、盛大に、そして多くの人を呼んで行う場合が多くあります

費用で考えると日本のほうが高くても、その国の物価によっては年収の数倍もの費用をかけるという国も少ないないようです

確かに、こういった国に比べたら日本の結婚式はそこまで極端にお金がかかるわけではないという印象かもしれませんが、こういった国では夫婦だけでなく、その家の経済力を週に見せたり、その地域での家の存在感をアピールするような、家を主体として行われていることがほとんどです
夫婦だけでなく、その一族全員が結婚式を通じて自分のことをアピールできるという意味で、盛大な結婚式は意味があるのでしょう
そういった盛大な結婚式を行うのは、家族の絆が強く、そして村社会的な社会構造を持っている地域が多いように思います

日本は、そういったアジアの国に比べて、そこまで家族の絆が強いというわけでもなく、地域との絆が大事な社会構造でもありません

特に、東京などの都内などでの結婚式は、学生時代の友人の久しぶりの再開の場という形で行われることが多く、他のアジアの国の家と家、その地域での家のあり方を確認するような結婚式とは少し趣が違うように思います

キリスト教式の結婚式は、大抵は安い

日本では、結婚式は教会のようなチャペルで行われるキリスト教式が多くおこわなれています
こちらは、ヨーロッパやアメリカから伝わってきた文化かと思いますが、大抵の場合、教会を借りての式はそこまで費用がかかりません

もちろん、国やその形式によりますが、協会を借りる際に費用が全くかからなかったり、ほとんど無料のような値段で行われることも多くあります

私も、アメリカでのキリスト教式の結婚式の様子を伺ったことがありますが、教会を借りる費用は無料で、そこのデコレーションだけ自分たちで行い、食べ物や飲み物の費用は参加者からのカンパで賄うような、夫婦の支払う金額はほとんどないような式も当たり前に行われていました

日本でチャペルで式をやる意味

こちらは式に参列する際に他の参加者ともよく話題になることではありますが、クリスチャンがほとんどいない日本でチャペルで行うキリスト教式の式が一般的なのはどうも不思議な印象です

そもそも、そういったスタイルが欧米から持ち込まれてやっていたのでしょうが、宗教的なスタイルをそのままなぞる意味はあまりないように思います

日本人であれば、神社で行う人前式であればまだ筋は通っています

近年では、宗教色のない人前式というのも一般的なようです。
しかし、こういった式でもチャペルを貸し切り、牧師さんの代わりに司会を置いて皆の前で夫婦の関係を誓うというスタイルであまりキリスト教式と設備面は変わっていません

結婚式の文化が日本に根づいて長く立ちました。
そろそろ、欧米から持ち込まれたスタイルのマネごとではなく、独自の方法を見つけてもいいのではないでしょうか

また、日本では結婚式と宗教との結びつきはそこまで強くありません
今でも人前式は行われていますが、もっと宗教色のまったくない、チャペルなど必要のないような方式でも全く問題ない用に思います

日本の式場のコスパは良くない

また、日本の式場のコスパも、お世辞にもいいとは言えません

例えば、料理一人あたり13000円や15000円ほどするのが一般的ですが、結婚式の参列された方ならわかるかと思いますが、結婚式での料理は、普通にレストランで食べれば8000円ほどの料理なのではないでしょうか

テーブルなどに飾られた花も、ひと束で数万円することもありますが、同じような花束を街の花屋さんでオーダーすれば、数千円で済みそうです

もちろん、結婚式場の設備費、広告費、人件費がかかっているために結婚式でのそういったものが割高になるというのはよくわかります。
しかし、お金を払う側からしたら、割高であるのは間違いありません。

ご祝儀の仕組みのおかげで、一見支払額が少なくなっているように感じるが、実際はそんなことはない

都内で結婚式をするとしたら、非常に大雑把な見積もりとして、一人あたりご万円ほどはかかります

50人を呼ぶ式でしたら、250万円はかかる計算です

実際の費用は250円でも、ご祝儀のおかげで夫婦の直接の負担額は少なく住んでいます。
一般的なご祝儀として一人から3万円を、そして親族や会社の上司からはそれよりも多くもらうことになるので、上記のような規模の結婚式であれば夫婦の自己負担額は50万円ほどで済んでしまうかもしれません。

一見、ご祝儀のおかげでかなり結婚式の自己負担額は安く済んでいるように感じますが、逆に結婚式の参列するときにはご祝儀を支払わなければなりません
一回の結婚式で3万円。十回参列すればそれだけで30万円です。
夫婦それぞれが十回参列していたら、それだけで夫婦で60万円の出費です。兄弟や従兄弟の結婚式に参列していたら、出費はさらにかかるでしょう。

ご祝儀のおかげで一見安く済んでいるように思いますが、それは自分たちの式のときに支払う額が少なくなるだけで、ご祝儀という風習を通じて私達は生涯でかなりの額を結婚式に支払っています
数ヶ月に一回、数万円のご祝儀を支払うだけだし、お祝いの席だから仕方ないかということで割り切っていますが、こちらを合計したら生涯でかなりの額を支払っていることになります。

この、構造的になっているご祝儀の仕組みは少し厄介で、自分ひとりが節約しようとしても解決できることではありません
ご祝儀をもらえるし、ちょっと盛大にやってもいいかという気持ちの積み重ねで結婚式の費用が膨らんでしまうこともありますし、自分の結婚式を節約してもいくら他人の結婚式でご祝儀をそれまでにたくさん支払っていたら、節約した式をあげたカップルが損をすることになっていまいます

ホームパーティーのような、会費制の結婚式が流行っていってもいいのでは

上記したように、日本の特に東京では、家のその地域での立場を重んじるという必要性もほとんどなく、結婚式が友人の再開の場となっていることがほとんどです
そして、式場を借りて行うパーティーは、支払う額に対して受けられるサービスのコスパがよくありません。
そして、一見すると安く見える自己負担額も、生涯の支払額で見ると高額になっています

こういった結婚式の文化は、そろそろ変えるべきではないでしょうか

実際、バブル期に比べて、結婚式を行うカップルはかなり減っているようですが、お金をかけたくないから結婚式を行わないというのもなんだか寂しい気もします
もっと簡単に、お金のかからない式が一般的になってもいいのではないでしょうか

具体的には、私はチャペルではない、もっとシンプルなホームパーティのような式で全く問題ないと思います
ちょっとしたレストランやスタジオのような場所を貸し切り、ウエディングドレスや飾り付けは自前で用意する
食事はビュッフェスタイルのような気楽なもので(テーブルに座るよりスタンディング型式のほうが、いろいろな人と会話ができて式も盛り上がります)、食事の費用と会場までの交通費は参加者に支払ってもらい、ご祝儀の文化はなくす

そういったスタイルが広がっていくだけで、お金がかかるから結婚式はしないというカップルも少なくなるでしょうし、ご祝儀を支払うという負担もなくなります

そして、それとは別に家族通しの顔合わせの機会は、ホテルの一室などでおこなえればいいのではないでしょうか

海外では、チャペルで無料で式を挙げたあとに、持ち寄りパーティーのような形で祝う形式も私はなんどか見たことがあります
そういった無理をしない、カジュアルな式でも全く問題ないでしょう

まとめ。今の時代にあった式はどんなスタイルなのでしょうか

ここ数年で、結婚式をする夫婦の年齢層も経済状況も変わりました

そんな中でどういった式のスタイルがベストなのかは私にはわからず、上記したものもアイデアの一つです

しかし、現在の式のスタイル、価格がこの時代とかなりズレてきているのは間違いないのではないでしょうか

無理をするカップルが増える前に、もっと無理のない結婚式のスタイルが一般的になればいいなと感じています


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