日本の安宿街のいまとこれから


こんにちは、中山です

私は東京の南千住や大阪の西成など、安宿街に泊まることがよくあります
また、同じようにそこに泊まっている人から、その場所についての意見を聞くこともよくあります

安宿街では、思っている以上に安く過ごすことができます

特に大阪の西成で顕著ですが、安宿街での物価はかなり安いです

宿自体も2000円も払えば、3畳ほどでただ寝るだけではありますが個室に泊まることかできますし、近くには数百円で食事をすることができる食堂があります

都内でも、南千住にはそのような安宿がいくつかあり、同じように安い食堂が見つかります

自動販売機も50円でジュースが買えたり、衣服も格安の古着が売っていたりと、ここは本当に現在の日本なのかと思えるような点がいくつもあるのが安宿街の面白いところです

治安や衛生観念が他の場所と違うので好き嫌いが別れる場所ではあると思いますが、私は個人的によく安宿街に泊まっています

ほとんどの外国人の、日本の安宿街に対するイメージはよくありません

そういった安宿街には、近年では特に外国人の宿泊客が多く泊まっています。
あまり経済的に余裕のないアジアの人や、バックパッカーのようなヨーロピアンが泊まり、独特な雰囲気になっています

私もそういった場所に泊まった際に外国人と会話をすることが多くありますが、残念ながら安宿街に対する印象はよくありません

治安が良く、清潔で親切な人が多い、という日本に対するイメージと、安宿街の雰囲気はあまり一致しない場合が多く、思っていた日本と違うということでちょっとしたショックを受ける人も多いようです

高齢の日雇い労働者と外国人旅行者との間には考えかたや価値観にかなりのギャップがあるのは仕方のないことなのでしょうが、そういった意見を聞くことは、残念ながら少なくありません

日本の安宿街は、海外に比べてちょっと特殊

このような、外国人がショックを受けるのは、日本の安宿街が海外に比べて若干特殊だからということがあります

日本の安宿街は、もともと日雇い労働者が住んでいた街が、労働環境の変化で日雇い労働者の数が減り、その代わりに安宿を求める外国人旅行者が入ってきたという経緯があります

こういった経緯でできた安宿街というのは、世界的にあまり多くありません
ヨーロッパでは日雇い労働という働き方が一般的ではないからか特定の安宿街はない場合が多く、安い宿泊先は街のちょっとアクセスの悪い場所に点在しています

アメリカでは、安い宿が集まる地域はロサンゼルスやニューヨークにはありますが、治安が良くないので外国人が簡単に宿泊できる雰囲気ではありません

途上国にも安宿街はありますが、そういったところに泊まるパックパッカーは貧乏旅行をしているといっても大抵は現地人よりもお金を持っている場合が多く、安宿街の方が他の地域よりも発展しているということがほとんどです

外国人旅行者をを受け入れている安宿街が他のエリアよりも治安が良くないというのは、世界的に見ても日本はちょっと特別なのかもしれません

泊まる場所がその旅行の印象になる

泊まる場所というのは、旅行の印象を大きく左右します
安宿街に泊まって外国人たちの話を聞いていると、そこで出会った変わった人たちの話を聞かされることがよくあります
せっかく日本に来たのに、残念ながら安宿街の印象を引きずって帰ってしまう外国人も、多くいるようです

確かに、安宿街も日本の一部ではありますが、そこにバックパッカーや節約志向の旅行者が多く泊まるようになり,外国人の拠点となってしまうのは日本にとってプラスなのかということを私は考えさせられてしまいます

今はまだあくまで途中経過、今後はどうなるのか

いまのような安宿街の状況は、あくまで変化の過程のなかで生まれる摩擦として仕方のないものなのかもしれません

歳を重ねた日雇い労働者が多く住む場所に外国人旅行者が押しかけるようになったのはここ数年のことで、その両者の間に摩擦が生まれるのは仕方のないことでしょうが、今後は何かしらの変化によってそれは解決していくことでしょう

日雇い労働者の数が減っていくのかもしれませんし、外国人旅行者がまた別の場所に移るのかもしれません

ある程度のことは、時間の経過が多少は解決してくれるのではないでしょうか

まとめ。今できることはなにかないのか

確かに、時間の経過がこの問題を少しずつ解決していくのかとは思いますが、現状として多少は改善できる気もしています

政治の問題になってしまうのかもしれませんが、こういった外国人旅行者たちの印象が少しでも広まることで日本の側からなにか改善していくことができればいいなと思っています

ほいでは!


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