こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。
先日も、バンコクを旅行した際にドンムアン空港を利用してきました。
バンコクにはドンムアン空港とスワンナプーム空港があり、ドンムアン空港はエアアジアやノックエアなどの格安航空会社が多く就航しています。
エアアジアは日本とバンコクを繋ぐ便数の多い格安航空券で、アジアの各都市にも多く就航しています。
手軽な値段で東南アジアの旅行を楽しみたい方は、エアアジアを使い、ドンムアン空港を使う機会も多くなるのではないでしょうか。
→エアアジアに関しては、エアアジアを完璧に使い切るの記事にて詳しく紹介しています。
アクセス
ドンムアン空港は、バンコクの市内の中心地から少し離れています。
こちらに行くには電車、バス、タクシーがあります。
価格の安い順に、紹介していきます。
電車
バンコクの中心地にあるフアランホーン駅から、ドンムアン空港への電車が出ています。
こちら、一等から三等までありますが、三等はなんと片道5バーツ!
格安で航空まで行くことができます。
タイムテーブルはこちらから確認できます。
調べてみるとこんな感じ
なかなか多くの本数が出ています。
ただし、注意点としてこちらの電車、かなり遅れます。
1時間近く遅れることもしばしばです。私も何度か利用しましたが、電車が予想以上に遅れてしまって、仕方がないので電車を途中でおりてタクシーを使って空港まで行きました。
電車の遅れがあるため時間にかなり余裕を持っていないとオススメできません。
バス
BTSのモーチットの駅からドンムアンまではシャトルバスが出ています。
こちらから、A1かA2のバスに乗れば空港までは一本です。だいたい40分ほどで到着します。
値段は40バーツ。こちらもお得です。
こちらの路線バスだけでなく、カオサンロードにいる場合には旅行会社で150バーツほどでドンムアン空港までのシャトルバスに乗ることができます。
こちら、どの旅行会社で買っても乗るバスは同じです。
値引きできる場合もありますが、できても10バーツ程度でしょう。
日中などの時間は売り切れてしまうことも多いので、早めに買ったほうがいいです。
こういったバンコクの交通を紹介するサイトもあります。
大抵の路線ではモーチットを経由することになりますが、こちらでさまざまなルートを調べてみるのもいいでしょう。
タクシー
お金に余裕がある場合、タクシーをオススメします。
だいたい、市内から空港までは250バーツほどが適正価格なのではないでしょうか。
スクンビットやサイアムなど、物価の高い場所で乗ると若干高くなってしまうことがあります。
また、空港までは高速道路を使うこともあり、その場合は高速代も支払わなければならないので乗る前に確認をしたほうがいいです。
市内から空港まではだいたい20分ほど。朝と夕方は渋滞があるので、時間には余裕を持ったほうが安心です。
ドンムアン空港で安く食事や買い物を
スワンナプーム空港もそうですが、ドンムアン空港の中では食事などの値段がバンコク市内よりもかなり高く設定されています。
バーガーキングなどのチェーン店もありますが、そちらの値段も市内より割高になっています。
タイ料理の店もありますが、値段は割高でクオリティは市内と同程度。それだとなかなか食事をする気になりません。
しかし、そんなドンムアン空港に、市内と同じ価格帯で食事をすることのできる安食堂があります。
行き方は簡単で、空港の入り口で、空港を背にして右側にしばらく歩き、銀行や駐車場を過ぎたところです。
地図でいうとこのあたり。Magic Food Pointというのが食堂の名前です。
空港の中にMagic Garden という食堂がありますが、そちらの系列店のようです。
入り口にはこんな感じの看板があります。
店内はかなり賑わっています。
中国人観光客に人気のようで、ツアーガイドが参加者をこちらの食堂に連れてきていました。
市内で食べるのと同じような感覚で、いろいろなメニューを選ぶことができます。
定番のカオマンガイを注文しました。
味は悪くはないといった感じで、タイの最後の食事をこちらで過ごすのも悪くはないです。
こちらの食堂の正面には、こういったローカルのコンビニもあります。
こちらではジュースや水やお菓子が市内と同じ価格帯で買えるので、空港で買うよりかなりお得です。
セルフチェックイン
ドンムアン空港にはエアアジアのセルフチェックインのチケット発券機が多く設置されています
預け荷物がない場合は、こちらでチェックインをするのが待ち時間がなく大変便利です。
航空券番号とパスポートがあれば、簡単にチェックインすることができます。
ラウンジ情報
2017年に入り、ドンムアン空港にはラウンジが新しくできました。
2017年8月現在、ドンムアン空港でプライオリティパスで入れるラウンジは5つあります。
Miracle Co-Working Space
こちらは国内線の出発ゲートの手前にあるMiracleです。
国際線ターミナルのチェックインができるフロアの二階にあります。
こちら、よくわかりませんがラウンジではなくコワーキングスペースなのだそうです。
プライオリティパスで入ることができますので、通常の空港ラウンジとの違いがほとんどありません笑
5:30-19:30の営業です。
しかも、こちらのラウンジ、搭乗券がなくても入ることができるので、飛行機の出発時でも到着時でも、ドンムアン空港を使う時であればどのタイミングでも使うことができます。
内部は食事も飲み物も充実していて、かなりレベルが高く感じました。
特に、タイの焼きそばであるパッタイがかなり充実しています。
椅子の座り心地も良く、Wi-Fiもしっかり繋がるので、作業をするにもちょうどいい空間です。
さすが、コワーキングスペースといった感じです笑
国際線ターミナルには、出国審査後に二つのラウンジがあります
コーラルラウンジ
一つ目はこちらのコーラルラウンジ
出国審査を終えて荷物検査をしたすぐ目の前にあるので、簡単に見つかります。
こちらも食事がかなり充実しています。
席からは飛行機が見えます。
また、ラウンジ内にいるスタッフに声をかけると、15分間のタイマッサージを無料でしてくれます。
プライオリティパスのラウンジでここまでサービスをしてくれるのはかなりお得です。
私の中で、プライオリティパスで入れるラウンジの中ではトップクラスの場所でした。
営業時間は6:00-22:00です。
Miracle Lounge
そして、もう一つのラウンジはこちらのミラクルラウンジです。
荷物検査を終えて左側に進み、タイのカバンブランドのナラヤのすぐ隣にあります。
こちらは、出国審査前にあったコワーキングスペースと同系列のラウンジのようです。
営業時間も同じく5:30-19:30です。
こちらも料理が充実しており、窓からは飛行機も見えます。
ただし、コーラルラウンジに比べると、食事やドリンクなどで劣ってしまう印象でした。
コーラルラウンジのほうがオススメですが、そちらが混んでいる時にはミラクルラウンジを使ってみてもいいかもしれません。
こちらのコーラルラウンジとミラクルラウンジ、国際線でも同じものが利用できます。
国際線のミラクルラウンジはセキュリティチェックを終えて51番ゲートの近く、コーラルラウンジもそのすぐ隣にあります。
まとめ
スワンナプーム空港ができた直後は、ドンムアン空港というと格安航空会社が発着するだけの寂しい空港という印象でしたが、ここ数年で飛行機の便数もかなり増えて、設備も充実してきてかなり使いやすい空港になりました。
ラウンジができたということもあり、今後も東南アジアを旅行する際には頻繁に利用する空港となりそうです。