日本人が海外で得をする時、損をする時


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。

私はこれまで、バックパッカーとして80ヶ国以上を旅行して来ました。

それぞれの国で様々な経験をして来ましたが、それらは私が日本人であったからこそだったことも数多くあります。

日本人で得をしたこと、損をしたこと。
私の経験から、海外でどんなことがあったのかを紹介します。

得をした時

ほとんどの国でビザがいらない

こちらは、私が旅行をした時に自分が日本人であったことになによりもメリットを感じた点です。

日本のパスポートはビザなしで入国、滞在できる国が世界に170ヶ国あります。
こちら、イギリスやアメリカのパスポートには負けてしまいますが、世界でもトップクラスに多い数です。
こちらのおかげで、私はほとんどの国でビザを取得しないで滞在することができ、非常にスムーズに旅行をすることができました。

アジアのとある国出身の知人は、チョットした海外旅行をするだけでもビザの申請に苦労しています。
そういった手間がないのは本当にありがたいことです。

ビザが免除されるだけでなく、例えばイランではヨーロッパ諸国の国に比べて日本人のビザの料金が安いなどといったこともありました。

信用してもらえる

こちらも、日本人であることが大きく影響しているかと思います。
日本人がきちんとしているというのは、かなり一般的なイメージとして各国で定着しているようです。

空港のセキリュリティチェックなどで、私が日本人だということがわかるとチェックを簡素化してくれることが何度もありました。
入国審査でも、そこまで事細かく聞かれることはまずありません。

それだけでなく、日本人だからデポジットを支払わなくていいと言ってくれたり、物を貸してくれたことも何度もあります。

こちらの記事でも書きましたが、私は旅行中にカウチサーフィンをよく利用しています。
カウチサーフィンのホストを探す際に、私が日本人だということで家の鍵を渡してくれたことも何度かありました。

こうして文章にして書いてみると、国籍だけで信用を得ることができるというのは、すごいことだなと改めて感じます。

日本にポジティブな印象を持っている国が多い

海外での日本人のイメージは総じて良いことが多いです。

アジア諸国では憧れの国と思っている人が多くいますし、ヨーロッパやアメリカでは最先端のテクノロジーの国として敬われています。

そういったイメージの良さのおかげで大抵の人がフレンドリーに接してくれたりと、実際に人との交流のさいにもいろいろとよい影響をあたえてくれました。

比較的給料が良い

日本よりも給料が多い国は多くありますが、世界的に見ると日本の給料はトップクラスです。
途上国と比べると、その額は何十倍もの差があります。

知り合いの東南アジア出身の知人と給料の話をすると、自分が稼いでいる額がその知人よりもはるかに多くて申し訳なくなってしまうこともしばしばです。

こういった高い給料をもらえているおかげで、海外に行くとその物価の安さを享受することができると思うと本当にありがたいです。

日本人というだけで興味を持ってもらえる

日本文化やテクノロジーの技術など、日本には世界に影響を与えているものが多くあります。

そのおかげで日本に興味を持っている人は世界に多くいて、たとえ自分がすごい人間でなくても興味を持ってくれる人が多くいます。

もっと君の国についてきかせてくれ、といろいろと他国の人から質問を受けるのは、ちょっと照れくさいですが自国について誇らしく思える瞬間です。

そして、それがきっかけで他人との交流が広がって行くのは旅の醍醐味の一つです。

世界には日本語を話す人がいる

世界には、日本語を話す人が意外と多くいます。

アジア諸国には非常に多いですが、ヨーロッパやアメリカでも見かけます。

確かに、英語やスペイン語に比べたらその数は少ないですが、他のマイナーな言語に比べたらその数はかなり多いと思います。

簡単な自己紹介程度を日本語でできる人は、アジアにはかなりたくさんいて驚かされます。

日本人宿がある

アジアやヨーロッパ、南米など、世界のほとんどの地域に日本人宿と呼ばれる日本人が集まる宿があり、そこに訪れると多くの日本人のバックパッカーが集まっています。

こういった、世界各国に自国民独自の宿をつくっているのは日本人ぐらいではないでしょうか。
韓国人の宿もありますが、その数はそこまで多くありません。

日本人に泊まることで、通常の地元の宿に泊まるよりも安心して滞在をすることができ、自分と同じようなバックパッカーと交流をすることができます。

一瞬日本にもどったような気分になる、憩いの場が世界のあちこちに点在しています。

どこにでも日本人は暮らしている

日本は人口1億を超える非常に大きな国です。
そして、海外で暮らしている人も数多くいます。
ここまで他国で暮らしている人が多い国民は、そこまでないのではないでしょうか。

駐在員として暮らしている人もいれば、学生として学校に通っている人もいます。
旅行をしているとそういう人との交流はそこまで多くありませんが、例えば日本人学校がある、スーパーに日本食が売っている、などということで日本人の存在を感じることができます。

例えば、私はブラジルでユバ農場という日系ブラジル人のコミュニティにしばらく滞在したことがあります。
こちらは、はるか昔にブラジルに移り住んできた日本人の方達の子孫で、今でも日本語を使い、日本的な暮らしをしています。

日本人というだけで、私はこの日本人コミュニティに受け入れてもらえ、滞在をすることができました。
日本人であるというだけで海外で繋がることができる、そういったネットワークが世界中にあるのは素晴らしいことです。

損をしたこと

次に、損をしたことを紹介します。

お金持ちだと思われている

未だに日本がお金持ちの国だと思っている人は多くいます

ブランドを買い漁ったり羽振り良くチップを渡すバブル時代のころの日本人に対するイメージをまだ引きずっている人が多くいて、日本人なら多くのお金を持っているだろうと値段をふっかけてくる場合がよくあります。

また、盗難やスリのターゲットにもなりがちです。
過去に私は自分の荷物を盗んだ犯人を捕まえたことがありますが、その犯人は、日本人はお金持ちなんだから少しぐらい盗まれたって我慢しろ、としきりに言っていました。

実際の経済状況よりもお金持ちだと思われると、思わぬやっかみや理不尽な支払いをしなければならないことがあります

同情される

上記の例とは逆に、日本経済の衰退を身を以て感じている人は、私が日本人というだけで同情をしてきます。

昔はよかったのに今はよくないね、という話をされて同情されてしまうばあいもしばしばです。

英語がわからないと思われている

日本人というと、英語が全くできないというのが世界的なイメージのようです。

そのため、わざわざボディランゲージで説明を受けたり、詳しい説明を省かれてしまうことがよくあります。

どうせよくわからないだろうからときちんと会話をしてくれないこともあったりして、せっかくの機会なのに交流がうまくできなくて残念な思いをしたことが何度かあります。

若く見られる

日本人は欧米人と比べると若く見えます。
そのため、私はどの国に行ってもいつも子供だと思われ、子供のような扱いをよく受けます。

これは、一長一短ではありますが、一人前の人間として見られないことが多いというのは困ったことです。

差別がある

こちらは日本人というよりはアジア人に対する問題かと思いますが、一部の国ではアジア人に対する差別がよくあります。

そのために、まともなコミュニケーションが取れなかったり、不当な目にあうことが稀にあります。

差別に関しては、こちらの記事でも書いています。

反日感情を持っている人がごく稀にいる

アジア諸国では、反日感情を持っている人がごく稀にいます。

道端でいきなり政治的な発言とともに罵声を浴びせられたり、ホテルで泊めてもらえなかったということが過去に何度かありました。

私が日本人というだけで、一方的にそのような対応をされてしまうと、こちらもどうしたらいいのかわからずに困ってしまいます。

日本のことがわからない人がたまにいる

こちらは教育の問題なのかもしれませんが、日本がどこにあるのかわからない、国なのかそれとも一部の地域なのかわかっていないという人は意外と多くいます。

中国人と日本人の違いがわかっていない人も世界には多くいます。

全く知らない場合、どれだけ説明してもわかってもらえないことが多いです。

まとめ

良い面と悪い面を書いて見ましたが、全体的には良い面、自分が日本人であることに感謝したことのほうが圧倒的に多くあります。

海外旅行をしている最中では、自分がこういった恩恵を受けていることをいつも感じさせてくれています。

ほいでは!


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