こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。
先日からロンドンに滞在しています。
ロンドンでは、先日の火災から、ホテルに対する安全管理の基準が非常に厳しくなっています。
こちらは、現在私が泊っている宿。きちんとした営業をしていて、快適に過ごしています。
目次
無許可営業の宿に要注意
無許可営業の宿というのは、きちんとした届出を行政機関に提出せずに営業をしている宿のことで、ロンドンに限らずにさまざまな国で存在します。
特に、ヨーロッパとアメリカ大陸に多い印象です。
つい先日も、ロンドンでは日本人宿と呼ばれている無許可営業の宿に消防局が調査に入って、そちらでの宿泊はできなくなりました。
突然の宿泊ができなくなったことにより、そちらの宿泊者は泊まる宿がなくなり、非常に困っていました。
そちらだけでなく、ロンドンには無許可営業の宿がいつくかあり、営業を止められたところも多数あるようです。
インターネットの口コミやエアビーアンドビーなどを通じて無許可で営業をしている宿はかなりあります。
そういうところには泊まらないようにした方がよいでしょう。
以下に、無許可営業の宿に泊まらないように注意点をまとめました。
Booking.com、
アゴダ、
エクスペディアといった予約サイトに掲載されているホテルはきちんと許可を得た営業をしているので安心です。
無許可営業の宿に泊まるリスク
無許可営業の宿に泊まると、いろいろなリスクがあります
突然営業停止になる場合が
営業停止になると、すぐにその宿を立ち退かなくてはなりません。
その日にすぐに別の宿をとったり、荷物を移動するのは非常に手間のかかります。
限られた日数の滞在でそのようなトラブルで時間を取られるのは非常にもったいないです。
上記の営業停止になった日本人宿の宿泊者たちは、急に宿がなくなったことにより予定の変更をせざるをえなくなっていました。
もちろん、そちらの営業停止になった日本人宿からの保証などは受けることができていないようです。
安全基準を満たしていないことも
大抵のそのような宿が無許可で営業をしている理由として、税金逃れと安全基準を満たしていないからというのがあります。
上記の日本人宿も、安全基準を無視した密度でのベッドの配置が消防署から問題視されていました。
そういった場合、万一の時に身の危険が及ぶのは宿泊者です。
盗難にあった場合、警察を呼べないことも
私が南米を旅行していた時に、泊っていた宿で盗難がありました。
すぐに警察を呼びたかったのですが、宿のオーナーがそれを非常に嫌がっていて警察を呼ばせてくれません。
その時にはなぜオーナーが警察を呼ばせてくれないのかわかりませんでしたが、のちにそちらの宿が無許可営業の宿で、警察を呼ぶと無許可がバレてしまうので呼びたくなかったのだということがわかりました。
宿泊証明を出してくれないことも
こういった無許可営業の宿は宿として営業しているのを隠したいので、宿泊証明や正規の予約票を出してくれません。
例えば入国審査の際に、そのような宿泊証明や予約票を持っていないと自分の滞在先を証明できずにトラブルになる可能性があります。
コロンビアなどの南米では、警察から職務質問をされて住所が証明できない時に、取り調べが厳しくなることもあります。
万一、病気や怪我をして保険を申請する時にも、宿泊証明がないと不便をする可能性もあります。
無許可営業の宿の特徴
無許可で営業している宿は、一見そうだとわかりにくい場合があります。
無許可営業をしてる宿を見つけるコツを紹介します
宿の看板がない
日本人宿と呼ばれる宿によくあるパターンですが、宿の看板などが全くなく、事前に伝えられた住所のドアを開けるとそこが宿になっているということがあります。
そちら、ただの一般家庭にベッドを並べて宿として営業をしている可能性が高いです。
そこに宿があることを行政機関から隠すために、看板を置いていないというのがそのような状況になっている理由でしょう
例えば、こういった集合住宅の一室が看板などなにもないのに宿になっていることがあります
エアビーアンドビーのみで集客をしている
エアビーアンドビーに、宿だと名乗って集客をしているホステルがたまにあります。
通常の予約サイトではなく、エアビーアンドビーで集客をしているというのが不自然です。
こういった宿でも許可がない場合は大抵の場合、宿の入り口にきちんとした看板がありません
別館に案内される
通常のホテルを予約したと思ったら、チェックインをしようとするとそちらは満室なので別館にいってほしいと言われ、その別館があきらかにただの一般家庭にベッドを置いてあるだけということも私の経験ではありました。
まとめ
たとえ口コミの評判が良かったり値段がやすかったりしても、無許可営業の宿に泊まるのはリスクがあります。
まず、宿泊予定の宿がそういった宿でないことを確認する、そして無許可の可能性があれば宿泊を控えるというのが快適な旅行をするためには必要です。