暮らすには安く、楽しむには高い。そんな暮らしがどこでも当たり前になる


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。

私は先日からロンドンに滞在しています。

ロンドンの物価は非常に高く、例えばこのサーモンの切り身は手のひらほどの大きさが二枚で4.5ポンド(約650円)もします。

日本の感覚では非常に高いです。

ロンドンでは、割引商品は非常に安い

このように、ロンドンでは物価が非常に高く、たとえ自炊をしたとしてもなかなかの値段がかかかってしまいます。

しかし、ロンドンでは、消費期限の近い商品はよく見切り品として割引がされていて、その割引率が非常に高くなっています。

例えばこちらのジュースはもともと2.1ポンドだったものが、49ペンスになっています。4分の1以下の割引です。


パックのお寿司もこんな感じ。
もともと1パック2.9ポンドと割高でしたが、割引後は1.16と手の届く値段になっています。

このように、ロンドンでは見切り品の商品の割引率が非常に高く、商品が割引になる時間になると、人が見切り品が並ぶコーナーの前で待っているという光景もよく見かけます。

生活必需品も安く、暮らすには困らない

見切り品だけでなく、生活に必要な商品も安くなっています。

例えば米、水、塩、小麦粉。そういった絶対に必要なものは日本に比べてもかなり安く買うことができます。

例えば2リットルのペットボトルの水も、日本円で50円ほどで買えます。
このようになっているのは、生活必需品に対する税率が非常に低くなっていて、意図的に抑えされるようになっているからだそうです。

そのため、ロンドンではただ暮らすだけならそこまでお金をかけることなく、安価に済ませることができます。

娯楽は非常に高く設定されている

先日、ロンドンのクラブに遊びに行ってきました。
その時には、特に特別なイベントがあったわけではありませんでしたが、クラブのエントランスは40ポンド。5700円ほどです。

クラブだけではありません。例えばロンドンを一方できる観覧車、ロンドンアイに乗るには23.45ポンド(約3400円)もかかります。
ロンドンでちょっとした娯楽を楽しもうとすると、非常にお金がかかってしまいます。

遊ぶ人と遊ばない人がはっきりと分かれている

そういった効果なアクティビティに行ってみると、そこでの人種はかなり偏っていることに気がつきます。

ほとんどが育ちの良さそうな白人で、ロンドンの街中に溢れている移民の姿はほとんどありません。

ロンドンで娯楽を楽しむ人種はかなり偏っていて、そのほかの人はそういう娯楽施設にあまり顔を出していないようです。

例えば、日本では普通に働いていればどんな人でも気軽にディズニーランドに遊びに行ったり、記念日にはフレンチを食べたりしますが、そういう生活スタイルはロンドンでは一部の人だけのものです。

ある意味では優しく、ある意味では厳しい

こういった状況はある意味でロンドンに暮らしたい人には優しいと言えます。
ただ暮らすだけなら、ロンドンの非常に高い物価にそこまで苦しめさせされることはありません。

ロンドンは物価だけでなく給料も高いので、多少働くことができればお金は入ります。
そうすれば、そこまで過酷に働かなくてもなんとか暮らしていけます。

日々の節約が非常に効果的な街、それがロンドンです。

しかし、ロンドンで楽しく暮らしたいとなると話は違ってきます。
上記のような娯楽施設だけでなく、レストラン、移動費、すべてのことが非常に高く、ちょっとでも気をぬくとあっという間にお金がどんどんなくなってしまいます。
楽しもうと思うとあっというまに浪費せざるを得ない、そういう意味ではロンドンは厳しい街です。

暮らしと娯楽、その区別は広がってきている

ロンドンは極端な例かもしれませんが、近年は途上国でも同じような状況はよく見受けられます。

先進国から入ってきた娯楽は非常に高く、ローカルなサービスのみで暮らすとなると安い。そういう状況は例えばタイのバンコクでは当たり前です。

ローカルな屋台では100円程度で食事ができますが、街の中心地でカフェに入り、コーヒーを頼むとそれだけで400円ということはよくある話です。

こういった状況は、貧しい層が厚い国で多く見られます。
安い値段で買うことのできる食事が、彼らのような暮らしを支えるセーフティネットになっているのです。

まとめ

今では日本はどんな人でも普通に働いていれば一通りの遊びは気軽にすることができます。
私も収入は多くありませんが、友人と食事に行ったり旅行にはよく出かけています。

しかし、今後は貧しい層の増加に連れて、その層の暮らしを守るためにこういった値段の二極化が広がっていき、日本での暮らしも変わっていくのではないでしょうか。


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