こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。
先日から私はイギリスに滞在しており、少し滞在が長くなったのでロンドンでジムに行くようになりました。
ロンドンのジムは、日本のジムと少し違っていました。
目次
ロンドンのジムには、スタッフがほとんどいない
私が訪れはPureGymというのはロンドンではかなりポピュラーなジムで、街を歩いているとあちこちで見かけることができます。
外観はこんな感じ。駅の近くの建物に入っています
こちらのジム、今回初めて使ってみましたが、内部に入ってみるとそこにはスタッフがほとんどいないことに驚きました。
まずはこちらのゲート。こちらは会員に送られてくるピンコードを入力すると開く仕組みになっています。
入館のチェックはこのゲートのみです。
例えば、私が自分のピンコードを知り合いに教えたら、その知り合いもこのジムを使えてしまうのではないでしょうか。
個人のチェックをどこまで厳密にしているのかわかりませんが、かなり簡単なチェックのみでジムを使うことができます。
ゲートを過ぎると非常に簡単なカウンターがありますが、そこにはスタッフはいません。
そして、あとはこういったエアロバイクなどのトレーニングの器具が並んでいます。中に入ってみると、清掃のスタッフが数人いるぐらいで、こちらのジムには管理をするスタッフが本当にほとんどいません。
たぶん少なくとも一人はいるのでしょうが、私がこちらのジムにいる間に顔を合わせることはありませんでした。
日本以上に、ロンドンは無人化、自動化が進んでいる
このような、人が全くいない場所はジムだけではありません。
こちらは空港の出国ゲート。
このような機械に自分のチケットをかざすだけで出国審査はなく出国ができてしまいます。
この先を進むと、荷物のセキュリティチェックがあります。
ほかにも、日本では近年広まり始めた自動レジはイギリスではかなり一般的です。
こういった自分でバーコードを読み取って料金を支払うレジはイギリスのいたるところにあります。
こちらはシティサイクルのレンタル。完全に無人化しています。
無人化、自動化はけっこう不便
このように無人化が進むロンドンですが、私の個人的には不便なことが多いです。
いきなり目の前に見覚えのない機械をだされて、さあ使ってくれというのは思いの外にストレスが溜まります。
手探りで使っていれば何とかなる場合が多いのですが、もし失敗したらどうしよう。間違ってお金が引き落とされてしまったらどうしようなどと、つねに不安がつきまとっていてあまり心地よく使うことができません
わからなくなっても人がいないので、私の質問に答えてくれる人を探すのにも一苦労です。
日本の自動化が進まないのは、高サービスに慣れすぎだからでは
こういったものは、きっといまの日本では広がらないでしょう。
不具合が多いので、日本でこのようなサービスを始めたらクレームがばかりで成立しないことは目に見えています。
きっと技術的には問題ないでしょうが、それ以外の要因で足止めがかかっていて、日本ではイギリスのように管理者の全くいない自動化がなかなか進んでいないのではないでしょうか
まとめ。不便を受け入れていく
こういった自動化のサービスが、人件費を節約するため、そして限られた労働力を有効に活用するために進んでいるのは明らかでしょう。
それでしたら、日本も将来的にこういった状況が進んで行くことは間違いありません。
そのためにも日本人に必要なこと、それは不自由を受け入れていかなければなりません。
多少のいい加減な部分には目をつむって、不自由でも現状を受け入れていく、そういった力が今後の日本には必要なのではないでしょうか