日本人は本当にギャンブル依存症?海外のカジノは廃れている


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。

私は静岡の田舎に住んでいますが、車で近所を走っていると、ロードサイドでのパチンコ店が非常に繁盛しているのが目に留まります。
休日になると、見渡す限りの駐車場が満車になってしまうほどに繁盛しているあの光景は、他の国ではなかなかみられないのではないでしょうか。

2016年に、カジノ誘致の議論の中で、厚労省の研究班が日本人の4.8パーセントに当たる536万人がギャンブル依存症であるという統計を公表しました。
[blogcard url=”http://www.asahi.com/articles/ASK2J6VLLK2JUBQU01B.html”]

他国と比べるとかなり高い数値ですが、こちらは事実なのでしょうか。
何も理由がないのに、日本人だけがこうして依存症になってしまうのには何か理由があるのでしょうか。
(パチンコはギャンブルという前提で話しています。こちらに異論がある方、ゴメンなさい。)

ヨーロッパのカジノは廃れている

私はこれまでなんどもヨーロッパに滞在し、現地のカジノに行って来ました。
ヨーロッパはカジノが合法の場所が多く、身分証明証さえあれば簡単に中に入ることができ、ギャンブルを楽しむことができます。

カジノの中はルーレットとポーカーのよう定番のものから、スロットマシーンのように台で一人で遊ぶことのできるものもあり、飲み物や軽食もたべれるのでなかなか面白い場所ですが、日本のパチンコ店と比べて、閑散としていることが印象的です。

こちらはロンドンの中心地にあるカジノですが、中はびっくりするほどガラガラです。
日本のパチンコ店が、常にガラガラと音が鳴り響き、席が埋まっているのと比べると全く別の場所のようです。
ロンドンだけでなく、オランダのアムステルダムはカジノを遊べる場所として有名ですが、そちらの方も日本の駐車場がいっぱいになったパチンコ屋と比べると見劣りしてしまいます。

大きな音が鳴り響き、人で溢れるカジノというのはヨーロッパではみたことがありません。

アメリカのカジノは、お父さんの息抜きの場所

アメリカではカジノの有名な街といえば何と言ってもラスベガスですが、あちらも日本のパチンコ店とは内容が異なっています。

カジノの周りにはショッピングモールやレストランが併設されていて、子供や女性が遊び場所が充実しています。
お父さんがカジノで遊んでいる間に子供や奥さんはそちらで時間を潰してもらうという仕組みが街全体で出来上がっていますが、そういった街の中で、お父さんたちがカジノで遊んでいる姿は日本のパチンコとはどうも雰囲気が違っています。

ラスベガスのでのカジノはどうも家族サービスに疲れたお父さんの息抜きの場所として機能しているように思います。
あくまでリラックスして遊んでいると行った感じで、日本のパチンコのように、必死で睨みつけてお金をかけている人はあまりいない印象です。
ギャンブルという遊びを、うまく楽しんでいる印象を受けます。

もちろん、ビップ席で遊んでいる人はまた事情が変わってくるでしょうが、そういう人は日本のパチンコとは掛け金の額が全く違うので、比較するものではないでしょう。

中国のカジノは、交流の場

こちらの記事でも書きましたが、中国の田舎では路上でキャンブルをしているおじさんの姿をよく見かけます。こうした場所は、ただのギャルブルをする場所というだけでなく、おじさんたちの社交場として機能しているように見えます。

中国のギャルブルは、ポーカーやルーレットのようなテーブルで遊ぶだけのものでなく、麻雀やバカラのような集団でやるものが多く、自然と他人との交流が生まれます。
特に、中国ではバカラは非常に人気でその周囲を野次馬がワイワイと言っている様子はあちこちでみられます。

日本のパチンコからは孤独を感じる

上記のような海外のカジノに比べて、私はどうしても日本のパチンコに孤独を感じてしまいます。
パチンコをしながら他人と会話をするなんてことはほとんどないでしょう。

一日中、台に座って一人で黙々と球を打ち続けている様子は、他の国のギャンブルとはかなり性質が違っています。

パチンコは、居場所のない人が時間を潰せる唯一の場所

私の家の近所には、深夜もやっているアダルトビデオショップがあります。
アダルト系のビデオだけでなくそこにはゲームコーナーのような場所があり、そこではメダルをかけるパチンコのマシンが設置されていますが、深夜になるとそこに無数のおじさんたちが集まって来ます。
多分、昼間にパチンコをして、夜は店が閉まっているからビデオ屋に来てパチンコの代わりとしてそのコインをかけるマシンで遊んでいるのでしょう。

こういったお金をかけていないゲームでずっと遊んでいるというのは、依存症というよりは時間を潰すためにやって来ているという印象を受けます。
そこで遊んでいるおじさんたちは、多分子供がもう大人になったのであろうという年齢で、定年退職をしてやることがなくなってしまっているのでしょう。

居場所のなくなって閉まったおじさんが、時間を潰せる場所としパチンコ店に集まって来ている。そう考えると日本人がギャンブル依存症というわけではなく、他に行き場がないから仕方なくそこに来ているだけなのではないでしょうか。

実際、ヨーロッパやアメリカの定年退職をした男性はよく遊んでいます。
友人とゴルフに行ったり、ハイキングをしたり、一緒にテレビゲームをするなんてことも珍しくありません。
海外では安いゲストハウスに高齢の男性が泊まっていて、他の若い宿泊者と一緒に話しているなんてこともよくあります。
こうした、高齢の男性の居場所の有無が、そのままパチンコ屋の繁盛の具合と関連しているように私は感じます。

まとめ。定年後のおじさんが遊べる場所を作れば、きっとパチンコは変わる

定年退職をした男性が遊べる場所がもっと増えれば、きっとここまで休日のパチンコ屋が繁盛することはなくなるでしょう。

もしかしたら、中国のおじさんの遊び場のように他人との交流がもっと活発に行われる場所になるかもしれません。
もしくは、家族サービスの息抜きとして、憩いの場のようになるかもしれません。
ラスベガスのカジノのように、パチンコ屋の隣にショッピングモールやアミューズメントパークがあり、お父さんがパチンコで遊んでいる間にお母さんと子供はショッピングを楽しむなんてことも悪くないような気がします。

ほいでは!


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