イランで荷物を盗まれて、私は物から解放された


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。

若い頃の苦労は買ってでもしておけと言いますが、私もこれまで何度か理不尽なトラブルに遭遇してきました。

とくに、イランのテヘランで荷物を盗まれた時は私も精神的にまいりましたが、その直後に私のマインドはかなり変わっていました。

(ちなみに、テヘランはそこまで治安が悪い都市ではありません。
イランの人の優しさに、旅行中は多く助けられました。荷物の紛失は私の不注意によるものです。)

テヘランで、荷物を全て失った。

数年前、イランのテヘランをバックパックで旅行していました。
その時に私は中東をぐるりと回っていて、そこからさきもまだまだ旅程は長く残されていました。

テヘランのバスターミナルでちょっと休憩をし、荷物から目を離して次にその同じ場所を確認した時には私の荷物は無くなっていました。
バックパッカーとして旅行をしていた私にとって、なくなったバックパックにはほとんどの荷物が入っています。
私はしばらくは何が起こったのかわからず呆然としており、それからもなかなか現実を受け入れることができずに同じ場所をなんども歩き回ったり、荷物を置いておいた場所をじっと見つめたりしてみました。

もちろん、そんなことをしても荷物は見つかりません。
仕方がないので、私は警察に行きましたが、警察に行ったら荷物が見つかると言うわけでもありません。
警察は、それは災難だったねと言うばかりで、それ以上のことは何もなく、私はさみしくなってしまった背中のまま、泊まっていた宿に戻りました。

荷物をなくしてからの旅行

荷物がなくなってから、私は今回の旅行は完全に終わった、と絶望的な気持ちになりましたが、それからの旅行は意外と何も問題なく続けることができてしまいました笑

幸いなことにパスポートとクレジットカードはポケットの中にありました。
イランでは、あまりおおっぴらではありませんが、絨毯屋がクレジットカードのショッピング枠の現金化をしてくれます。
こうして私は現金を手に入れると、そのまま私は当初の予定通りに旅行を続けました。

意外でしたが、荷物もなくしてもさほど困ることはありません。
洋服と洗面用具さえあれば生活はできますし、それらはどこでも簡単に買うことができます。
私はそれから、いくつかの代えの服と洗面用具の入った小さなポーチだけで、中東を旅行しました。

荷物が少ない旅行は思っていた以上に快適で、重いものを運ばなくていいので

持ち運ぶ荷物が大幅に減った

この時の経験から、私はかなり物欲が減りました。
旅行に行く時には、最低限の衣類と洗面用具とパソコンぐらいしか持って行きません。
荷物が少ないと移動が簡単になるのでフットワークが軽くなりますし、ホテルに置いておいて取りに行くという手間もかかりません。

洋服が少ないと洗濯の手間もかかりませんし、飛行機に乗るときも手荷物だけで搭乗できるので時間が短縮できます。

これまで大きな荷物を持って旅行をしていたのがなんだったのかというほどに、私の旅行のスタイルは大きく変わりました。

まとめ、未知の経験をすることで、今で気づかなかったことに気づく

荷物をなくした経験を通じて荷物を減らすことのメリットを理解できたことは何よりですが、それよりも非日常の中にこうして新しい価値観が存在していることに気づけたのが収穫でした。

もし、このように荷物をなくして、洋服と洗面用具だけを持ち運んでの旅行を体験しなければ、いくら断捨離と行っても手放せる荷物に限界があったように感じます。

本やネットで見聞きするのではなく、こうして体験することこそ自分は変わります。
自分の周りを覆っていた透明な壁を取り外したような感覚です。
どのようなことが起こるかわからなくても、どのような場合でも未知の世界に飛び込むことには気づきという収穫が待っているようです。

ほいでは!


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