英語上達のコツは、目標を低く持つこと


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。

私は、これまで80カ国以上を領しており、大体の会話は英語を使ってきました。
と言っても、私はネイティブで英語を話せるわけでもなく、かなり怪しい部分もたくさんあります。

長い海外旅行の中で、英語上達のコツは目標を低く保ち、自分のできることを理解するのが大事なのかと感じました。
そんな、私が自分の旅行の中で得た体験や効果的な方法を紹介します。

ネイティブと同じように英語を使うことは不可能

まず初めに、私のように成人してから英語を使うようになった人がネイティブスピーカーのように英語が使えるようになることはまずないと自覚することが大事です。

いくら勉強してもどうしても訛りは残りますし、語彙はいくら覚えても足りません。
文法も日本語と大きく違う英語を完璧に理解するには膨大な努力が必要ですし、些細なニュアンスなどは歳をとってしまうと理解しきれない場合もあります。

一般の人が可能な勉強時間で、これらのことを乗り越えた英語力を持つことはまず不可能でしょう。

テレビや映画を見ていると、日本人でもネイティブ並みに英語を使っていて、羨ましいと感じることがあるかもしれません。
しかし、そこはあまり一般的な目標ではありません。
英語の勉強をを始めたばかりの人は、身の丈にあった目標を設定する必要があります。

低い目標を持つことが大事

英語を勉強する人が失敗する原因の中で一つあるのが、目標を高く保ちすぎてしまうということがあります。

字幕なしで映画を見たい、小説の原作を翻訳なしで読みたい、アメリカ人と楽しく会話をしたい、そんなことを夢見ていると、いつまで努力をしてもきりがありません。

ここを目標にしてしまうと、コツコツと努力をしてもその目標のあまりの遠さに途中で勉強をするのが嫌になってしまい挫折をしてしまいます。
たとえ、毎日ひたすら勉強をしたとしても、映画を字幕なしで見えるには数年かかるでしょう。それまでは、いくら勉強をしてもその努力が報われている実感がなく、やる気もどんどんとなくなってしまいます。
こう言った、あまりにも遠すぎる目標を持つべきではありません。

英語を勉強する際に、一番大切なことは、自分の意思を伝えること、です。

自分の意思を伝えるという行為は、英語を話す中でも一番ハードルが低く、そして英語を使える恩恵を一番受けることができます。
文法をきちんと覚える、相手とスムーズにコミュニケーションを取れる、そんなことは難しい上にできるようになってもそこまで意味がありません。

相手に感謝の気持ちを伝えたい、この商品がいくらなのか聞きたい、道を尋ねたい、そんな簡単なフレーズはガイドブックに載っているような単語を旅行先で使い、うまく通じて嬉しかった。
そんな経験を持っている人は多くいるのではないでしょうか。
コミニュケーションはそういった意志の交換の積み重ねです。

アジアの英語は大体ブロークン。でもそれで問題ない

近年、アジアの都市部では大体英語が通じます。
ホテルでの簡単な会話だけでなく、ビジネスでもやり取りが英語で行われていますが、その英語はネイティブなものでなく、かなりブロークンなことに驚きます。

ひどく単純な文法の上に間違っていたり(例えばyou is ○○なんていうbe動詞の使い方を間違える初歩的な間違いはよくあります。)

こうしたブロークンでの英語で私は何度も複雑な交渉をしていますが、自分の伝えたいことと相手が伝えとおきたいことを理解していればそれで問題ありません。
文法が追いつかなかったり語彙が少ないと細かな情緒を伝えにくいのではと思うかもしれませんが、相手の表情を見ていればお互いの感情はかなり伝わります。
笑顔で丁寧に、ゆっくりと相手の顔を見て話していればいくらこちらの英語が拙くても不快な思いをさせることはありません。
もちろん、会話をしながらの笑顔は大事です。

そして、海外ではたとえどんなに拙い英語を話しても、バカにされたり笑われたりすることはまずありません。
こちらの様子を見れば、英語が母国語でないことはすぐにわかります。
そうしたら、たいていの相手はこちらの英語が完璧ではないことを当たり前に受け入れてくれます。
(少し話が逸れますが、日本では外国人が拙い日本語を話していると微笑ましいような雰囲気がありますが、あれは私はあまりいいこととは思えません。相手のコミュニケーション能力を見くびっている印象を受けるからです。日本語を勉強している途中だということを理解しつつ、相手をきちんとコミニュケーションできる対象としてみるというのは非常に大事なことです。)

ちなみに、ネイティブスピーカーの多いアメリカや英国のビジネスシーンでこのようにブロークンイングリッシュを使うと、バカにされたり教養の足りない人だと思われてしまいますが、ここではそういった状況は想定していません笑

勉強中の言語での会話は、自分が表現できることを探る作業

子供の頃、大人と話していて自分の伝えたいことに自分の語彙が追いつかずに表現できなかった、という経験はありませでしょうか。
勉強し始めの頃、英語でもそんなことはよくあります。

自分の伝えたいことを日本語で考えて、それを頭の中で翻訳して英語で話そうとすると、大体日本語と英語で語彙にかなりの差があるので、日本語を英語に翻訳しきれずにどうしたらいいのかわわからずに口ごもってしまう。
そんな経験を多くの人が経験していると思います。

英語を勉強し始めの際に、頭の中で作った日本語を英語に翻訳し直して話すという会話方法はあまり効果的ではありません。
自分が伝えたいことを自分の語彙でどのように伝えるか、それを頭の中でするのが語彙の少ない英語での会話の手順です。

例えば、「イカの刺身を食べたら、ちょっと古くなっていた」という文章を英語に直そうとします。
なぜこの文章かというと、個人的に昨日こんなことがあったからです笑

早速、イカという単語がわかりません。そんな時はいろいろと頭の中で考えて自分が表現できる方法を探します。
イカとタコは似ている、タコはoctopusだ。じゃあ、イカは白いタコ、white octopus でいいじゃないか笑
こんな感じで、自分が言える表現を探していきます。
もう少し語彙があれば、白いタコというと変だから、白いタコに見えるもののという言い方に逃げるのもありです。例えば、staff it looks like white octopusの方が誤解が少ないですね。
white octopus って何?と聞かれたら、タコじゃなくて、タコに似てるもの。足が10本ある。みたいな言い方で説明をしていけば、いつかは伝わります。

刺身もなんて言えばいいのかわかりません。sasimiでも通じるところがありますが、新鮮な切り身、fresh cut なんて単語をうまく並べれば大丈夫そうです。
上の文章と組み合わせて、fresh and cut white octopus なんて言い方で、うまく通じるのではないでしょうか。
伝わっているか疑問だったら、相手に直接聞いてみるのも大事です。

古くなっていた、もoldと表現するのが定説かどうかわかりません。そんな時はただ単にbadでいいでしょう。
変に表現に凝ろうとせず、good,badなんていう簡単な表現に言い換えるのも大事です。

最終的に伝えたいのは、昨日食べた刺身のイカが古くなっていたということです。
頭に浮かんだ日本語をダイレクトに北役するのではなく、こうやって伝えたいことを自分の英語の語彙で組み上げていく、こういった作業が英語を勉強し始める時に効果的な方法です。

自分の意思さえつたわれば、あとは表情や身振り手振りでかなりの深い交流をすることができます。

まとめ、二つ目の言語を話す時には、母国語に邪魔されないように勉強することが大事

私たちが想定する英語を話せる人というと、英語と日本語をどちらも問題なく話せるというイメージがありますが、こういった二つの言語を完璧に話せるバイリンガルというのはそこまで多くありません。
英語に慣れていないとわからないだけで、一般的に英語が話せるという人でも、自分の母国語は流暢に話せて英語は自分の意思を伝えることができる程度、という人が大多数として存在します。

二つ目の言語を勉強する際に、自分の母国語と比べてあまりに自分が話せていないことや能力が伴っていないことを引け目に感じることはありません。

自分が話せる範囲で自分の意思を伝える、それで初めは十分です。
私は昔、それだけでたくさんの友人を海外に持つことができ、自分の見識を広げることができました。

英語を勉強しようとしてやる気がない、なかなか続かない、自分が上達している実感がないという方は、目標を一度下げてみるというのもいいのではないでしょうか。

ほいでは!


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