30歳になってわかったこと


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。

私ごとですが、現在30歳です。

せっかくの区切りの年なので、30歳になってわかったこと、考えたことを書いてみます。

努力とは、すべて将来を楽をするためにある

私もいままでいろいろと努力することは多くありましたが、最終的に自分を楽にするための努力以外に意味はないと考えるようになりました。

例えば、したくもない仕事をし続けるという努力は意味があるのでしょうか。
最終的に、その仕事をし続けることで出世をして、いつかしたい仕事ができるようになるのであればする意味はあるでしょう。したい仕事ができる、つまり楽をするということです。
しかし、ただ怒られたくない、仕事をクビになりたくないという努力ならそれは努力ではなく、ただ服従しているだけです。

コツコツと努力をするということは、自分の人生を変えていくことです。
その最終目的は、自分の人生を楽な状態にすることです。
楽な状態とは、ただグダグダしているのが楽だと思えばそれが楽ですし、したいことができていればそれも楽です。
嫌なことをできるだけ少なくして、自分の感覚に正直になる、そのために人生を変える作業が努力です。

人間は、この瞬間しか感じることができません。
たとえば、あと1時間後に美味しい食事が食べられることがわかっていても、この瞬間にその食事の味を味わうことはできません。
その食事を食べてしまったら、同じ味を思い出すことはできても感じることはできません。お腹に入ってしまった食事をもう一度味わうことはできません。
この瞬間、自分が感じていることが自分の感覚のすべてなのです。あとは、記憶でしかありません。
それならば、この瞬間の自分が感じていることのなかでできるだけ幸福度を上げていく、それが私なりに見つけた答えの一つです。

そのためには、嫌なことから逃げるのではなく、乗り越えていかなければなりません。
その、この瞬間しか感じられないのにもかかわらず、将来のために嫌なことに向き合うに足る行為、それが私は努力だと思います。

失敗して死んだりしないのだから、人生を自分で決めない理由はない、先も考えすぎない

使い古されたフレーズかもしれませんが、人生は一度きりしかありません。
さらに、日本に生まれたおかげで私は滅多なことでは死ぬことはありません。
私はこれまで世界のいろいろな国を見てきて、人の命が安く扱われている光景を何度も見て来ました。
とある国では、子供でも簡単に餓死してしまいますし、とある国では奴隷のように人を暴力で脅して扱う場面も見て来ました。

幸いなことに、日本では理不尽に他人から暴力を振るわれたり、餓死してしまうような可能性は限りなく低いです。
それならば、他人の言われた通りに生きる意味などあるのでしょうか。
例えば前述の奴隷の人はなぜそのような暮らしをしているかと言うと、奴隷の暮らしから逃げたら殺されてしまうからです。餓死してしまうような環境で暮らす子供は、食べ物のためになんだってします。

しかし、私は日本に生まれたおかげで生命の危機のために脅されることは全くありません。
私は大学生の時に就職活動に失敗し、そのまま仕事にも就かずに実家に帰った時に自分の人生が完全に終わってしまったと思いました。
しかし、それからも私の人生は何事もなかったかのように続いています。
もちろん、それによって私は暴力を振るわれることはありませんし、餓死するほど食べ物に困ることもありません。

死なないのであれば、私にとって失うものなど何一つありません。
それならば保身のために理不尽な思いをすることなどはせずに、自分のやりたいことをすればいいのです。

そして、めったのことでは死なないのでから、老後を深く考える必要もありません。
老後を心配するあまり、そのための準備に今の全てを費やしている人もよくいますがそちらもナンセンスでしょう。
死ななければなんとかなります、それに、人の考えは数年で驚くほど変わります。今の考えを老後まで持ち続けていることなんてないんだから、老後の生活を今から考える必要なんてありません。

そう考えるようになって、私は人生の選択肢が無限に広がっていることに気づきました。

買える買えないではなくて、体験できるできないで考える

私はかなり金銭的には豊かでない人間です。(実家暮らし。主な収入はバイトとネットショップでの売上のみ。)
しかし、幸いなことに日本では、美味しいものでも安く手に入りますし、大抵のことは少ないお金でできてしまいます。
美味しい食事に、ちょっとした娯楽(友人とテーマパークに行ったり、カラオケや銭湯に行くなど)はもうなんども体験しています。
多少お金を払って、高級なフレンチを食べに行くなんてこともちょっと頑張ればできてしまいます。
さすがに、自家用ジェット機にのって海外に行く、なんてことはできませんが、そこまで突拍子もないことは自分の人生には縁がなかったと諦めがつきます。

テルマエロマエという漫画をご存知でしょうか。
古代のローマ人が現代にやって来て、その文明の発展具合に驚くと言うのがベースになったお話ですが、この古代ローマ人から現代を見ると言う発想がとても面白いです。
古代ローマの人からすれば、蛇口をひねればお湯が出てくるというのは魔法のようなことです。
お風呂上がりに飲めるよく冷えた牛乳というのは、信じられないことです。
こういった風に見ると、古代の人がものすごい贅沢だと思っていることは、現代の生活では簡単に手にはいるのです。
そう考えると、現代の日本には昔の人が信じられないような良質な娯楽があふれています。
そんな簡単に手に入るものに、執着をする意味はありません。

例えば、私は昨年スペインでトマティーナと呼ばれるフェスティバルに参加して来ました。
こちらは、スペインの田舎で開催される、トマトを投げ合うお祭りです。参加者の大半は外国人で、服装を見る限り各国のお金持ちもそこに参加をしているようでした。
参加者たちは、参加料を支払うとあとは祭りの開始とともにトラックに積まれたトマトを投げ合います。祭りが始まってしまえば、国籍もなにも関係ありません。
トラックに乗ったトマトがなくなるまでお互いに投げ合い、最後にシャワーを浴びて帰路につきます。
こんな経験は、日本で普通に暮らしていたらとても味わうことはできないでしょう。わざわざスペインまで行き、その瞬間にいることでしかできない体験です。
これには、お金を持っている持っていない、などはあまり関係があません。
お金で買うことのできない、こうした体験にこそ意味があります。

織田信長は、安土城の天守閣から城下町を見下ろすことで自分が天下人であることを実感したそうです。
当時はそうやって高いところから夜景を見ると言うのは限られた人の特権でしたが、いまでは簡単に綺麗な夜景を見ることができます。
そんな色々な体験ができるようになった現代でも、今でもまだなかなか体験ができないこと、そこにチャレンジすることこそがこの瞬間を生きている意味なのではないかと考えるようになりました。

欲望は捨てるもの

上の数項目と重複するかもしれませんが、今の日本では大抵のものが手に入ります。
今流行りの漫画が読みたいと思えば、アマゾンで頼めば2日もあれば届きます。
そして、いらなくなればメルカリを使えば簡単に売れます。
これは、アマゾンとメルカリが自分の倉庫になっているようなものです。
アマゾンで買えるものはすぐに手に入るのだから、手元に持っておく必要はありません。

私はこれまでバックパックで80カ国ほどを回って来ましたが、結局のところ必要なものは服と寝袋と洗面用具とパソコンぐらいしかありませんでした。
日焼け止めや胃薬なんかはどこでも買えますし、最悪、食べ物さえあればなんとかなります。

こうやってものを捨てて身軽になっていくほど、自分の行動範囲が広がって数多くの体験をすることができました。

物欲だけではありません。
他人から認められたい、尊敬されたい。そういった欲望のために、自分を変に着飾ったり、社会的にいい立場で居続けようとする欲望も必要がないと気づきました。

欲望とは、追いかけるものではなく捨てていくものです。
欲望の炎を消し、それに囚われない。
そうすれば、そういったことに無駄な人生の時間を使わなくて済みます。
美味しいものを食べたい、女の子にモテたい、そんなことも全て同じです。そんな雑念に思考を囚われて人生の時間を使うことはあまり賢いことではありません。

そうするとなにもやりたくない、ただの無気力になってしまうのではないかとも思いますが、実際にそうして欲望を捨てきることは不可能です。

できるだけ欲望を捨てきるように意識を持ち続ける、その気の持ち方が大事なのかなと考えています。

最後に、全ては自己責任

人は1人で生まれてきて、1人で死んで生きます。
自分より大切な人はありませんし、自分より興味のある人もいません。
自分が困っている時でも、身代わりになってくれる人なんていないのです。
それに気づいてから、私は人に頼るのはやめることにしました。
すると、他人に対してネガティブな感情を持つことはなくなりました。

こんなことをしてくれればよかったのに、なぜこんなことができないのだろう、そうやって人に期待をするのは、人に頼っているからです。
そんな考えは捨ててしまい、人に頼ろうという考えを完全に無くしてしまえばいいのです。

他人に対しての期待値をゼロにすれば、あとは他人に対して感謝の気持ちしか持たなくなります。

まとめ

こうして、なんとなく、最近考えていることまとめてみました。
自分の拙い考えをまとめるのは照れますし、考えを完全に文章にしきれていないのですが、せっかくブログを書いているので公開してみます。

ほいでは!


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする