日本人が無愛想なのは、治安がいいから


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。

先月、数週間アメリカのロサンゼルスに滞在していました。

ロサンゼルスでは、本当によく話しかけらる

ロサンゼルスに滞在し、あちこちを探索していましたが、数日間で本当に何度も知らない人に話しかけられました。
特に、私は貧乏旅行をしており、公共交通機関をよく使っていたので、バスや電車で隣に座った人からよく話しかけられました。
話しかけされる話題は様々で、どこから来たのかと聞かれたり、いい天気ですね声をかけられたり、その靴かっこいいな、なんて褒められたりと様々です。
たまに変な人や怖い人もいますが、大抵は心地の良いコミュニケーションです。
バスが遅れていたら、運転手が奥さんに怒られているんじゃないか、なんてジョークを言ったりして笑い合ったりもします。

そう言った他人とのささやかなコミュニケーションは、私にとってもいい旅行の思い出です。
日本人の私がアメリカで現地の人に話しかけられて、簡単な言葉を交わす。それはなんとも言えない人生の豊かさの一つのように感じます。

日本では、他人から話しかけれるのは注意される時だけ

アメリカから帰国をして日本に戻ってきて強く感じましたが、日本人が他人と唯一交流をするのは注意をする時だけです。
もちろん、日本人がやたらめったら話しかけないのは承知の上です。
しかし、電車の中でイヤホンの音がうるさい、荷物をしっかりと持ってくれ、そんなことを他人に言うことが唯一の他人とのコミュニケーションです。

相手とささやなコミュニケーションをたのしもうなんて気はほとんどなく、ましてや履いている靴がかっこいいね、なんて話しかけるなんて考えられません。

私はこれまでそこそこの数の国を訪れて来ましたが、私たちにとって他人に話しかけないというのは当たり前のことですが、世界的に見るとそれは珍しいことです。
アメリカだけでなく、インドなどの南アジアや中東、ヨーロッパやアフリカでも、他人とささやかな交流を持つというのはごく当たり前のことです。

日本人の他人との距離感は、世界の他の国と比べると少し異様に感じます。

アメリカ人が他人を注意しないのは、怖いから

一見すると、アメリカの社会はみんなフレンドリーで、日本の社会は無愛想で他人に関心がないように感じます。

しかし、そんな単純な理由だけでなく、アメリカと日本での他人との距離感の違いは、治安の良さが大きな理由の一つでしょう

例えば、アメリカでも迷惑なことをしている人はたくさんいます。
大きな声を出したり、路上にゴミを投げたり。でも、そういった人が注意をされないのは、周りの人が個人の自由を尊重しているというのもありますが、注意のするのが怖いからです。
もし、自分が注意をして相手を怒らせてしまったら、どんなことになるのかわかりません。
少しでも自分に危害が及ぶのを防ぐために、人に注意をしないのです。

いろいろな国から様々な人種がやってきて住んでいるアメリカでは、他人が考えていることはよくわかりません。
だから,相手のことを肯定し、自由を尊重して、悪い感情を抱かせないというのは、彼らにとってベストのコミュニケーションの方法なのでしょう。

電車で隣の人に話しかける、そして話しかけれた方はたとえ嫌でも悪い顔をせずに返事をするという関係が、アメリカ式のフレンドリーな社会ができているように感じます。

逆に、日本では他人から話しかけられても、無視をしてしまって問題ありません。
もしそのことで話しかけた人が嫌な思いをしても、自分の身の危険を感じることがないからでしょう。
人からすぐに注意を受けるのも同様です。人に注意をしても身の危険がないから、簡単に注意を受けるような社会になっています。

まとめ

お互いを注意しあう一見窮屈な社会も、こんな治安の良さがあってなのかなと感じました。

アメリカに数ヶ月滞在して、正直いって他人から話しかけられることに疲れました。
ちょっとしたことでも、他人と関わると気を使わなければならず、簡単に無視をすることもできないと言うのはなかなかエネルギーがいります。

他人を完全に他人として割り切る、日本のような社会も悪くはないなと帰国後にしみじみ感じています。


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