日本人がクレジットカードを使わないのは、日本が便利すぎるからかも


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です

私ごとですが、先日からロサンゼルスに滞在しています。
アメリカがカード社会なことはご存知な方も多いと思いますが、実際に来てみるとカードでの支払いに対する考え方が日本人と違うように感じました。

米国はカードでの支払いが当たり前

こちらではほぼ全ての買い物がクレジットカード決済でするのが当たり前です。
ファストフード店でも、小売店でも、どこでもカードを受け付けてくれます。
会計時にはチップがいくらというのも自分で記入をして、その額をクレジットカードで支払います。

クレジットカードだけでなく、デビットカードもかなり普及しているようで、コンビニやスーパーマーケットで簡単に買ってチャージすることができるので、子供も老人もほとんどがカード払いです。

こんな感じのフードトラックでもクレジットカードで支払うことができます。

アメリカでカードが普及したのは、現金払いが不便だからかも

こちらに到着した初日、私は電車のチケットを買おうとして販売機にお札を入れたところ、お釣りが全て小銭で出てきました。
これはアメリカの販売機では当たり前のことのようでお札でお釣りはまず出てこないようです。
カードで支払えば問題はなかったのですが、少額のチケットをお札で買ったので財布がお釣りでパンパンになってしまいました。

電車だけでなく、バスで乗る際にはチケットのお釣りはありません。
小銭を持っていなければ、バスに乗ってもお釣りが来ないのでちょうどの額を支払うことができなければ運賃より多く支払わなければならないので損をすることになってしまうことになります。

アメリカ人は、細かい計算が苦手な人も多いです。
例えば、7ドルの支払いに10ドル札と1ドル札2枚で12ドルて支払ったとしても、なぜお前は余計なお札を渡すのだと言って1ドル札を突き返されてしまうこともよくあります。
私は5ドル札でお札が欲しかったのに、その時も財布に小銭が増えてしまいました。

このように、アメリカでは、現金で支払いをすると不便な状況がかなり多いです。

日本のようにお釣りをキチンと返してくれる国のほうが少ない

現金払いが不便なのはアメリカに限ったことではなく、ヨーロッパなどの様々な場所で見られます。
例えばロンドンでも、地下鉄の切符の販売機ではお釣りが出ないものがよくあります。
ヨーロッパの他の国でタクシーに乗った時も、お釣りがないのでと言われて数ユーロのお釣りのぶんを余計に支払わなければならないこともありました。

日本ではタクシーでもお釣り用の小銭を用意していて、一円単位でお釣りをキチンと支払ってくれます。
通信販売で代引きで商品を買った場合も、現金支払いをしたら配送員が細かいお釣りまで用意をしてくれます。

そんな私たちが当たり前に思っていることは、世界ではかなり珍しいことです。

高額紙幣も日本以外の国ではほとんど普及していない

アメリカでは、個人商店で100ドル札を受け付けてくれないことがあります。
こちらはアメリカに限ったことではなく、イギリスでも100ポンド札はほとんど普及しておらず、支払いで使っても突き返されてしまうことも多いです。
ユーロ圏の100ユーロも、同様に使えない場所が多いです。

一般人の場合、アメリカでは20ドル、ユーロ圏では20ユーロを数枚財布に入れていて、それ以上大きな額の紙幣を入れることはほぼありません。
ATMから高額紙幣が出てくることも稀なので銀行に行かない限り手に入ることもありません。

以前、イギリスで家電製品を買う際に、現金で支払いをしようとしたら20ポンドしか手に入らないので、20ポンドでパンパンになった財布をもって家電屋に行くということがありました。
高額紙幣が普及していないので、高価なものを買う際に現金での支払いは非常に不便です。

日本では、現金払いでも困らない

日本でのクレジットカードの普及率は世界的に見てもかなり低いそうです。
それは、いつでもお釣りがキチンと出て来て、細かいお金でも対応してくれる日本の便利すぎる現金払いの仕組みが理由の一つなのでしょう。
ATMで一万円札もすぐに引き出せるので、高額の支払いも現金ですぐにできます。

クレジットカード払いが嫌いな知人の多くは、クレジットカードだとお金を支払っている感覚がないのでいくら使ったかわからなくなってしまう、カード払いは借金をしているようで嫌だ、と言います。
私もその感覚には同感で、同じように支払えるのであれば現金のほうがわかりやすくて安心です。

日本のような便利な現金払いの仕組みがある国では、クレジットカードの便利さは感じにくいのでしょう。

まとめ

現金を使うと不便、というカード払いに切り替える必然性をなかなか感じない日本では、これからもカードはなかなか普及しないのでしょう。

個人的にはポイントが貯まるということでいつもカード払いをしていますが、現金払いに慣れてしまった人からしたら、ポイントが貯まるというのはカード利用に切り替えるそこまでの求心力にはならないのかもしれません。

あまりにも便利すぎる日本の現金払いの仕組みが、こうしてカードの普及を妨げている要因の一つなのだと、不便で仕方がないアメリカの現金払いをして感じました。

ほいでは!


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