アメリカの荷物の配送事情は本当に雑です。


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です

私ごとですが、先日からロサンゼルスに滞在しています。

最近、宅配便の配送で配送員の負担が大きすぎるいうことが話題になっていますが、アメリカでの配送事情は私が思っていたものと大きく違いました。

アメリカの配送は本当に雑

こちらに来て、アマゾンでの配送をお願いしたり、新聞を受け取ったりしていますが、こちらの配送事情の悪さには本当に驚かされます。

例えば、先日私がアマゾンで注文をしようとしたところ、商品の配送予定日は通常配送で十日ほど。
それを早めるには追加料金がかかります。こちら、二日間以内に配送というサービスもあるのですが、そちらを選択すると配送料金だけで十ドルほども追加でかかってしまいます。

日本と同じく配送料無料にするにはアマゾンプライムに加入しないとならないのですが、そちらの年会費は九十九ドル。日本の倍以上の価格です。

そして、実際に注文をしたところ、二日ほど後に商品は玄関の脇の木のしたに置いてありました笑
通行人から丸見えの場所で、もし、雨が降ったら濡れてしまうような場所です。

新聞もこんな感じで、庭の脇に放り投げられています。
ちゃんとポストがあるのにこの有様です。

ハリウッド映画で新聞配達員が、庭に新聞を投げ入れているシーンを見たことがないでしょうか。
まさにあのように、庭に新聞が投げ込まれています。
上の画像のように、道端にはみ出て投げ込まれていたり、スプリンクラーの前に投げ込まれて濡れているのもよく見かけます。

宅配便ですと追跡番号もあるのですが、そちらの繁栄も間違っていたりといい加減なことが多いです。

ヨーロッパでもこのようなことはなかなかありません。
経済大国である米国の配送事情がこんな様子なのは、かなり衝撃でした。

実際、トラブルはよく起こっているようです。

このような状況で大丈夫なのか、と色々な人に聞いて見ましたが、実際の所、トラブルは絶えないようです笑

荷物が壊れてしまった、濡れてしまった、配送員は玄関に荷物を置いたと言っているがそこに荷物がない、そういうことは日常茶飯事のようです。

配送業者のトラブルの対応

そう言った場合は、だいたい配送会社や送り元に連絡をして保証をしてもらうようです。
保証のある配送方法であれば配送会社の保証の手続きはスムーズなようで、具体的な注文票などを見せれば商品の代金は支払ってくれるとのことでした。

保証のない配送方法、例えば日本でいう定形外郵便であれば、ほとんどは泣き寝入りになってしまいます。

この雑な配送は、配送員にとっては非常に合理的

一つ一つの配送をきちんとするよりは、効率よく配送することを何よりも優先して雑に配送をする。
そして、もしそんな雑な配送でトラブルがあったら保証をする。
アメリカ式の配送方法はかなり合理的に感じます。

保証のない配送方法も、紛失が怖いのであれば保証をつければいいだけです。

実際、わざわざポストに投函をしたりしませんし、不在の時は不在票を残して再配達もしたりもしないアメリカの配送員の負担は、日本の配送員よりも吐くかに少ないでしょう。

配送員の負担が少なくなれば、人件費も抑えされるのでコスト削減に繋がります。
アメリカ式は配送業者からしたらとてもよい仕組みかもしれません。

送る側からしたら日本のような配送方法が一番

日本のような丁寧な配送とアメリカのような雑な配送、送る側からしたらどちらがいいかは一目瞭然でしょう。
いくらトラブルが起こったら保証してくれるとはいえ、アメリカ式の配送では困ることが多いです。

決められた期日に欲しい商品が届いたら壊れていて、保証を申請しても間に合わなかったということもよくあるようです。
ほかにも、先日私がお礼の品物を相手に送ったのですが届いておらず、その品物の話をしてようやく商品が届いていないことがわかったということもありました。
商品が届いたかなんて私の感覚ではわざわざ確認はしません。あのまま、確認しなかったら、私はお礼をしたつもりになっていたのにその品物はずっと届かないままでした。

これは、利用者である私の意見であり、配送業者の配送員の方達の立場を考えていないのかもしれません。
しかし、送った荷物が無事に届くという安心感、信頼感があるというのは社会にとって大切なことのように感じます。

むしろ、アメリカ式の配送方法は、配送ビジネスとして合理的かもしれませんが、利用者に不信感や不安を抱かせるという意味で、社会にとっていいものだとは私は思えません。

日本式も、このままではいつかはアメリカ式になってしまうのかもしれません。

配送サービスのキメの細かさは、配送業者の判断次第です。
現在では、配送員の負担が大きいにもかかわらず丁寧な配送をしてくれていますが、もし彼らがこれからはアメリカ式の配送方法にした方が合理的で利益が出ると判断したら、このままネットショッピングの市場などが広がり、宅配便の配送料が増え続けたら、もしかしたら日本の配送業者もいつかアメリカのような雑で利害関係だけを考えたら合理的な配送方法に舵を切るかもしれません。

そうなると私たちはアメリカのような配送トラブルに悩まされることになってしまいます.。

配送業者に気を使って、今のシステムを維持していくのが理想です。

最近では配送業者のためを思って、宅配ボックスを設置する動きが広まっているようです。
このような利用者と業者がお互いに気を使いあう、という状況は他になかなかないのではないでしょうか。
お金を払ったのだからサービスを受けるのが当たり前だ、という考えから、気持ちの良いサービスを受けることがこれからもできるように気をつかう、というのは日本の消費者がこれまでに持つことのなかった考えのように感じます。

経済は合理的に動くものです。
いずれかは、このようなお互いに気を使いあうような姿勢は無くなって、利害関係だけでこの問題は解決されるようになり、キメの細かいサービスは失われてしまうのかもしれません。

しかし、理想論だとしても、今のように配送業者に気を使う動きがこれからも続き、この素晴らしい日本の配送システムがこれから少しでも長く続けばいいなと、アメリカの配送事情を見て感じました。


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