メルボルンでウーバードライバーとして働くベトナム人


こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です

先日、メルボルンでウーバーを利用しました。
ドライバーとなってくれたのはベトナム人で、何十年も前にオーストラリアにやってきたのだそうです。

私が利用したのは市内から空港までの30分ほどの間ですが、その方との話は非常に刺激的でした。

ウーバーだけで生計を立てている

その方はトンさんといい、50代ぐらいでした。
子供の頃にベトナムからオーストラリアにやってきたと行っていたので、多分戦争の時に移民としてやってきたのでしょう。
昔はホーチミンに住んでいたが、家族も財産も全てオーストラリアに持ってきたから、ベトナムには自分のものは何も残っていない、ベトナムにはもう何十年も帰っていないよ、とベトナム人独特の短く単語を区切るような英語で話してくれました。

私がベトナムに行ったというとトンさんは嬉しそうにうなづいてくれ、饒舌に自身のこの国での暮らしを語ってくれました。

トンさんは、オーストラリアにやってきてからこの数十年の間に、数え切れないほどの仕事をしてきたそうです。
料理人、掃除夫、引越し屋、庭師。
色々な仕事を転々として、つい去年までは会社に雇われてタクシーの運転手をしていたけれど、一年ほど前からウーバーのドライバーになったのだと言っていました。

スケジュールは完全に自分で決めている

トンさんの場合、朝から夜まで1日10時間ほど働き、週に二日は休みを取るようにしているのだそうです。
それももちろん自分の気分次第で、体調が悪ければ休みますし、大切な予定が入ればそちらを優先します。
ドライバーに睡魔は天敵ですから、眠くなったら昼寝をするようにも心がけているそうです。

全ては自分次第で、スケジュールは完全に自分で決めていました。
ボスはいない、自分が自分のボスなんだ、とトンさんは小さく笑っていました。

つい最近、息子に子供が生まれたから、その初孫の世話をしに仕事の合間に息子の家によく行っているんだ、とトンさんは嬉しそうに孫の話をしてくれました。

生活は十分にできる

そんな働き方で、トンさんは週に1000豪ドルは稼いでいる、と言っていました。
もちろん、トンさんの培った経験や人柄、そしてウーバーでの評価もあるでしょう。
けれど、誰でも運転手になれば暮らせるだけは簡単に稼げるよ、とトンさんはしきりに私に運転手の仕事を進めてきました笑

頑張るのではなく、いい働き方を探すのが大事

若い頃にトンさんは農家の手伝いをしていました。
その頃は一つのカゴに野菜を積んだらいくらもらえるという出来高の仕事で、ノルマもあって非常に大変だったそうです。
朝から夜まで働くこともありますし、野菜の成長の具合やその日の天気で突然仕事がなくなってしまうこともあったそうです。
それでも、少しでもお金を稼ごうと当時のトンさんはがむしゃらに働いていました。

しかし、今ではただ車を運転しているだけです。ルートはウーバーが知らせてくれますし、乗客もウーバーが見つけてどこで乗せればいいのか教えてくれます。
同じ国で働いているに、こんなに違う暮らしをすることができる。
ちょっと働き方を工夫してみるだけで、こんなにも生活が変わるんだと驚いたのだそうです。

まとめ

ウーバーだけで生計が成り立つ、という話を聞いて私はかなり衝撃的でした。タクシーの運転手というのは、移民が初めに着く仕事ということで、どの国でも生活に厳しい人がやっている印象です。
しかし、この街でのトンさんのにはそんな侘しい様子は全くありませんでした。
移民の仕事の受け皿としての運転手の仕事が変わっていき、トンさんのような移民の暮らしも大きく変わっていく、大きな転換期の瞬間を見た気持ちになったというとすこし言い過ぎでしょうか。

ちなみに、私のウーバーの招待コードは
jx7vsuqvue
です。新規でウーバーを使う方は、こちらのコードを入力するとクーポンがもらえます。そして、私にもクーポンが送られてきます。
私にクーポンを渡してもいいよという方がもしいましたら、こちらの招待コードを使ってみてください。

ほいでは!


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