こんにちは、中山尚互(ナカヤマショウゴ)です
先日、ロストバゲージ(ロスバケ)をしてしまいました。
その後、自分の荷物が見つかったという連絡を航空会社からもらったのですが、思いの外にややこしい手続きとなってしまって最終的に私の元には届きませんでした。
同じようなトラブルにあう方がいないよう、注意点などを紹介させてもらいます。
少し、航空会社にクレームを入れたような話になってしまいますので、お見苦しい点がございましたらご了承ください。
ロスバケをしたフライト
私がロスバケをしてしまったのはとある航空会社Aの路線で、その時は成田→モスクワ→パリ→ダブリンというトランジットの多いフライトでした。
成田のカウンターで荷物を預ける時に、荷物の控えのタグをもらい、ダブリンの空港で受け取れることを確認しました。
しかし、ダブリンの空港でいくら待っても私の荷物は出てきませんでした。
ロスバケをした後に私がした対応
ロスバケをしたな、と思った私は近くの空港職員にロスバケをしたのだがどうすればいいのか、と訪ねました。すると、その方はツーリストカウンターがあるからそこで聞けばいい、と言われました。
その通りツーリストカウンターに行くと、そういうことは航空会社に問い合わせをしてくれ、と言われました。
空港ではインターネットが繋がっておらず、航空会社に電話をかけることができません。
周囲を見渡しても、航空会社の職員らしき人はいません。
私はしばらくダブリンに滞在予定でしたので、荷物を預けた時の受け取りタグもあるので荷物が見つかれば空港に取りにくればいいと思い、荷物が見つからないまま空港をあとにして予約していたホテルに向かいました。
そして、ホテルで航空会社に電話をしました。
荷物を預けた時に受け取ったタグの番号を伝えると、調査をしてメールを送る、という対応をしてくれました。
思いもよらないトラブル
私の荷物らしきものはすぐに見つかりました。
パリの空港にて保管してあるとのことでした。
しかし、A社がいうには、今回の事故の証明書を私が記入しない限り、その荷物を私の元に届けてもらうことはできないとのことでした。
早速私はA社に事故の証明書を書くのでそのフォームを送って欲しいと伝えました。
しかし、今回の私のフライトは成田→モスクワまではA社のフライトですが、モスクワ→パリ→ダブリンは共同運航便で荷物はB社に委託をしている。そのため、B社に連絡を取ってB社による事故証明を書いて欲しい、とA社は言いました。
私は、A社の航空券を私が買ったのだから、A社が対応してくれないのか、と伝えましたが、航空会社の規定により、最終到着地点まで運行をした航空会社がロスバケの責任を取ることになっている、とのことでした。
ちなみに、私のE-チケットには今回のフライトがB社との共同運航便という説明は書かれていません。B社との共同運航便であるということを私はその時に初めて聞きました。
仕方がないので、私はB社に連絡をしました。
日本語対応のデスクがないので、英語による対応です。
確かに、モスクワ→パリ→ダブリンの運行はB社によるものですが、そのような事故証明の発行はしていない、とのことでした。
私はA社が最終到着地点までの運行をしたB社が責任を取ることになっている、と言っていたと伝えましたが、そんなことはない、責任を取るのはA社だ、と言われそれ以上の対応はしてもらえませんでした。
このように、お互いに事故証明の対応をしてくれず、たらいまわしのような対応を受けてしまいました。
そのことを再びA社に伝えましたが、責任はB社にあると言ってそれ以上の返事はありませんでした。
困ってしまい、国民生活センターに相談もしたのですが、たとえ日本からのフライトでも、海外の航空会社のトラブルは関与できない、とのことでした。
結局、どうすればいいのかわからず、私は自分の荷物がパリにあることはわかっているのに受け取ることができませんでした。
どうすればよかったのか
今回の件に関して、荷物をなくして困っている私にA社は色々と同情はしてくれ、いくつかの助言をくれました。
A社がいうには、私が到着した空港でロストバゲージを確認した時に、空港から出ずに空港職員を通じて航空会社とコンタクトを取り、その場で事故証明の書類を記載するべきだったとのことでした。
空港でロスバケをしたことを申告すると、到着時の空港まで運送をした航空会社は荷物が見つかるまで責任を取らなければならないそうです。
今回のように一度ホテルに戻ってから連絡してしまうと、今回の事故証明の記述の手続きをする航空会社が明確でなくなるため、荷物が戻ってこなくなる可能性がある、とのことでした。
もし、またロスバケをするようなことがあった場合、空港での航空会社への申告を間違いなくするべきとのことです。
まとめ
ロスバケをして荷物がなくなってしまうと、その後の旅行が非常に大変になります。
少しでも早く荷物が戻ってくるように、空港での対応は間違いなくしておきましょう、という話でした。