こんにちは、中山尚互(なかやましょうご)です。
私はこれまでバックパックを背負った貧乏旅行でいろいろな国を回って来ました。
バックパック旅行では、宿代はおおきな負担
私はこれまでバックパックスタイルで良好をしてきて、節約のために格安航空券を探したり、できる限り自炊をしたりと細かいことでいろいろと節約をして来ましたが、そういうスタイルで旅行をするときに一番費用がかさんでしまうのは宿代でした。
特に、ヨーロッパやアメリカを旅行した時は、宿代だけで何千円もかかってしまいます
例えばこちらは年末のニューヨーク。最安のホテルでも五千円ぐらいします。
どんなに節約旅行をしても、数日滞在をしたら宿代だけで数万円はかかってしまいます。
カウチサーフィンであれば、タダで滞在ができる
カウチサーフィンは自分の家にただで旅行者を泊めてもいいというホストが登録をしているサイトで、宿泊希望の場合はサイトを通じてホストにメッセージを送ることで、自分の旅先での滞在先を無料で確保することができます。
AirB&Bの無料版、というとわかりやすいでしょうか。
私はこれまで40回以上カウチサーフィンを通じていろいろなホストの部屋に泊まって来ました。
使い方は簡単
カウチサーフィンで自分が泊まりたい街でホストを探すと、こんな感じでその街のホストが出て来ます。
こちらはNew York と街を指定して検索をした結果です。
その街でカウチサーフィンのホストをしている人たちのプロフィールが一覧で出てきます。
この”accepting guest“と表示されているのが、現在ゲストを受け入れてもいいよ、っていうホストです。
この人たちのプロフィールをよく読んで、問題がなさそうだったらリクエストを送ります。
一人だけ送ってもなかなか泊めてくれる人は見つからないので、まとめて10人とか20人とか送るのがベターです。
私の場合、だいたい一つの街で10人ぐらいリクエストを送るとそのうちの一人が泊まっていけよ、と返事をくれます。
女性の場合はもっと簡単に見つかるようですね。
泊めてもいいよ、っていう返事がホストから来たら、こんな感じでやり取りを進めていきます。
やり取りをして行く中で、ホストの家の住所、到着時間、いつまでいてもいいのか、カウチの様子はどうなっているか、の確認は必須です。
いざ迷子になった時のため、電話番号を聞いておいたほうがいいかもしれません。
以上のことを確認して、指定の時間にホストの家にいきます。
あとは、ホストと話したり、一緒に食事をしたり、とホストによって様々な受け入れのスタイルがあるので楽しみましょう。
例えば、私がサンフランシスコで知り合ったホストは町中をドライブに連れて行ってくれましたし、アムステルダムのホストは一度に住人近くのゲストを受け入れていて、みんなでパーティーをしました。
バルセロナのホストとは音楽について語り合い、ダブリンのホストとは日本文化の話もしました。
どの経験も、普通に旅行をしていては経験できない、とても刺激的なものです。
お世話になったお礼は忘れずに
もちろん、ただで泊めてもらう代わりに、こちらもなにかお返しをしなければなりません。
私は、日本食をつくって一緒に食べたり(たとえば、親子丼なら海外でも簡単に材料が揃います。)折り紙を教えたり、日本に帰った時にポストカードを送ったりしました。
変な人もたまにいます。注意を!
いいことばかりのカウチサーフィンですが、注意することとして、ホストの中にどうしてもたまに変な人がいます。
よくあるのが、ホストがこちらに肉体関係を迫ってくるというパターンです。
私のような男性に対しても、ホストが男性なのでそのようなことはないと思っていたら実は同性愛者で、夜になると迫られた、という経験を私は何度か体験しています。
もちろん、そんな人は少数ですが、カウチサーフィンを出会い目的の場と思っている人もどうしてもいます。
事前にホストの評価欄をきちんと読んだり、もし少しでも変なことになりそうだったらすぐにその部屋を出ることが大事です。
万一の盗難に備えて、貴重品の管理をしっかりすることも大事です。
まとめ
私の旅行はカウチサーフィンのおかげでかなり刺激的なものになりました。
普通の旅行ではできない体験をさせてくれる、カウチサーフィンはバックパック旅行を充実させてくれるとても有効な手段です。
皆さんもよかったら使ってみてください。